独女通信

あり過ぎても困るが、なさすぎても困るのが食欲と性欲。最近は恋愛に興味はなく、女性なしで人生を楽しめる「絶食系男子」が増加中だとか。
結婚情報サービスの(株)オーネットが25〜34歳の独身男性を対象に実施した「独身男性の交際経験と結婚願望に関する意識調査」によると恋愛に興味旺盛で女性に果敢に攻める「肉食系男子」はわずか13.6%。

恋愛に興味はあるが、交際経験も乏しくさまよい続ける「迷走男子」29.3%、恋愛に興味はあるが女性に積極的になれない「優柔不断男子」27.0%、ご存じ「草食系男子」15.7%、そして冒頭で紹介した「絶食系男子」14.4%。

何と3人に1人は交際経験がなく、絶食系男子においては、2人に1人は性経験がない。さらに絶食系男子の71.1%は、「今まで一度も結婚したいと思ったことがない」。18.2%は「生涯、結婚するつもりはない」と回答している。

なぜ日本の男子たちはこんなにも女子が苦手になってしまったのか?

「女の子と付き合うとお金がかかるでしょ。誕生日やクリスマスはお洒落な店で外食。プレゼントも要求されるし」と嘆く男性は多い。

「別に僕はケチで言っているわけではないんです」というのは文則さん(40歳)。
「好きな女の子が望むことはしてあげたいです。でもプレゼントは何がいい?と聞くと、僕の予想以上の高額なものを当然のように要求されると途端に気持ちが覚めますよ」

文則さんには現在彼女がいない。親と同居しているから生活で不自由はないし、貯蓄もあるから老後ひとりになっても有料老人ホームに入る余裕もあるという。

「ぼくの母は物欲のない人で、お洒落とかにも興味はないんです。食事も外食は滅多にしないで朝昼晩を家で作っています。母のような女性がいいというとマザコンと侮られます。親は孫の顔が見たいからと僕に結婚を急かしますが、家庭的な女性は今の時代はいないし、今後彼女ができても接待をするような恋愛に興味はありません」

「プレゼントを要求」「恋愛は接待」とまで男性に言われるような女性たちの態度は大いに反省しなければと思う。

しかし女に興味がない男が増えているのも私たち女のせいなのだろうか?

同調査で独身男性たちが最も結婚相手に期待する1位は「思いやりがある」こと。次いで「安らげる/癒される」と「優しい」が50%以上で続く。絶食系の男性は、自分の求める結婚相手像を具体的にイメージできていないようである。

好きなタイプも分からないのは、レストランに入って何が食べたいか分からないようなものだ。空腹になって困るのは自己責任だと思うが、男たちが結婚相手に何を求めているのはよく分かった。

では私たちが思いやりのある優しい女になればいいわけ? 声高に自分の話をするより、彼の話にうんうん頷いて、時々相槌を打ちながら優しく聞いてあげればいいわけ?

なんかそれって男にとって都合のいい女になれってことではないだろうか? 女だって頼りたい、ぐいぐい引っ張ってくれる男がいいから肉食系男子が一番人気なのだ。なのに肉食系男子はわずか13.6%。争奪戦に負けたら次のターゲットは草食系男子。しかし最近は草食もモテのタイプになってきて激戦である。次に狙う「迷走男子」と「優柔不断男子」は、女性に興味はあるけど積極的になれないそうだ。

待っているだけで女が寄ってくるのは、よほどのイケメンか魅力満載の男だ! と言いたいところだが、女だって待っているだけでは出会いなどない。
どのタイプも理想の結婚相手を見つけるのは、友達からの紹介が一番だと回答している。動かなければ恋愛は成立しないのだから、ここは女性が積極的に動いて友達知人を通じての出会いの場を増やすことも考えた方がいい。

しかし気になる結婚相手への期待だが、タイプ別にみてみると、「思いやりがある」「安らげる/癒される」を一番多く望んでいるのは肉食系男子なのだ。
今や恋愛経験あるなしに関わらず、男性たちは、思いやりがあり一緒にいて安らげる女を望んでいるということ。

「結婚するなら経済力は譲れない」「仕事ができて浮気をしない人がいい」など男性への理想を散々掲げてきたけど、今の女性に欠けているのは思いやりと優しさかもしれない。反省したい。 (オフィスエムツー/佐枝せつこ)

(参考)号外 「絶食系」「肉食系」「草食系」「優柔不断」「迷走」男子実態レポート

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