重慶市石柱県の南賓第二派出所に10日未明、住民男性から通報が入った。隣家に住む男性に殴られたという。警察官が出動しようとしていると、再び通報が入った。隣家の男性が自宅に侵入し、妻を襲おうとしたという。最初に通報してきた男性の隣に住む男性からだった。行き先が“ほぼ同じ”であるため、警察官はただちに出動した。中国新聞社が報じた。

  双方から事情を聞いて、「殴られた」と最初に通報した男性は、隣家の男性の妻と“私情”を通じていたと分かった。男性は前日の夜、女性から「ウチの人は明日の晩、仕事で帰ってこない」と打ち明けられた。自分の妻も仕事の関係で、その晩には帰ってこない。都合がよかった。

  男性は女性と示し合わせた午前0時ごろ、足音を潜ませて隣家に向った。ドアをそっとノックして、小声で女性の名を呼んだ。「おずおず」といった調子でドアが細く開かれた。男性はやおらドアを開き、そこにいた人に抱きついてキスをした。ところが相手はいきなり、男の声を出した。「お前はなんなんだ!?」と怒鳴った。

  うろたえてしまい、体勢を整える間もなかった。男性は散々に殴られた。

  男性が抱きついてキスをしたのは“隣家の亭主”だった。次の日は早朝から作業があるので仕事場に泊まりこむ予定だったが、携帯電話の充電器を忘れたことに気づいた。自宅まで取りに戻ったが夜遅いので、翌朝早く仕事場に向えばよいと思い、そのまま寝ようとした。

  その時、ノックの音がした。ドアを少し開けるといきなり抱きつかれてキスされた。とっさに、自分の妻を襲いに来たと思い、さんざんに殴りつけたという。相手の男が「許してください」と懇願するので、「やはり襲いに来たな」と思って、とことん痛めつけた。

  警察は同件をどのように処理するかすぐには決めかね、調べを続けたという。(編集担当:如月隼人)