実は最近、一部の中国オタクの間で 「深夜食堂」、「孤独のグルメ」、「花のズボラ飯」といった料理系のドラマやその原作漫画などに対する興味が高まっているようです。また、中にはそのまま自分で作ってみようという気になる人もいるようです。中国のネットでは「料理をテーマにした作品や、料理の参考になる作品」 についてのやり取りが行われていました。

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  求む。料理の参考になる作品。「花のズボラ飯」は簡単な料理の作り方が分かるのがスバラシイと思うんだけど、そういった感じで料理の参考になる作品を知りたい。別にプロにならなくてもいいんだ。今夜のご飯のメニューを考えるのが楽になったり、簡単で美味しいモノを作れるようになればいいなーとか、そんな感じで……

  しかし料理の参考に出来る作品か……確かに「中華一番」とかは参考にして料理作るわけにはいかんよね。

  「中華一番」は……もし再現できればすでに勝負に勝ったようなモノというか。提示されているメニューやレシピとかは案外簡単なんだけどね!

  「クッキングパパ」は結構参考になるぞ。漫画は香港版や台湾版も出ていたはず。あの作品はレシピが詳しく載っているのがいい。ただ、簡単ではあるが日本料理としてきちんとしているから手持ちの材料と調味料ですぐに……とはいかなかったりするかも。

  「クッキングパパ」はなんか真面目なのが多過ぎるような気もして……すまんが、もうちょっと楽なのってないだろうか?

  知ったかぶりで「美味しんぼ」と言おうかと思ったが、あれは評論の作品で料理の参考にはならないわな。材料とかがそもそも手に入らんし。

  「深夜食堂」とかはどう?具体的なレシピってわけではないけど、何を作ろうかといったことの参考にはなると思う。

  エロいという噂を聞いて、「華麗なる食卓」を読んだら予想以上にカレーの作り方の参考になったぜ。

  わりと本気で「天体戦士サンレッド」じゃないか?ヴァンプ様のレシピはかなり使えるぜ。

  そうそう。「天体戦士」サンレッドは良いね!私もヴァンプ様のレシピの半分くらいは作ってみたし、どれも結構良い感じだった。

  寺沢大介作品とかはどう?私は料理作品といえば寺沢大介のイメージが強いんだが。

  「ミスター味っ子」の料理とか、どうやって作るんだよ!中華一番以上と同じ方向性……いや、時代的に中華一番の源流なのか?まぁどちらにしろ、アレは無理だ。

  あくまで私個人の感覚での話だが、寺沢大介の作品は漫画としてみると面白いんだけど、料理がそんなに美味しそうに見えないのが「料理の参考」としても厳しい。料理への反応は派手だし、ストーリーも面白いんだけどね。

  「ミスター味っ子」は料理がある程度できる人なら、「作る」のは問題ないと思う。だけど、作品で描写されているような味にはなかなかならない。また同じ寺沢大介作品の「将太の寿司」も似たような感じか。あと「将太の寿司」は作中の技術に関してはどこまでが誇張なのか判断できない所があるし。

  キャラがなんか「スゴイ」と思っているんじゃなくて、「美味しい」「食いたい」と思っている描写だとなんか自分も作りたくなってくるんだよな。その点に関して「孤独のグルメ」は写実的な漫画なのに、妙に美味しそうに見える食事の描写が衝撃的だった。

  料理に関して現実的で役に立つとなると、やはり「天体戦士サンレッド」を推薦したくなるね。ヴァンプ様のレシピ解説は、その辺に関しても衝撃的だった。この分野では出色な存在だと思う。
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  中国オタク内で知られている料理系の作品についての話がイロイロと出ていましたが、 こと役に立つ料理情報ということになると 「天体戦士サンレッド」における「ヴァンプ将軍のさっと一品」などの料理情報の評価が妙に高いようですね。(執筆者:百元籠羊)