edano.jpg 枝野幸男官房長官は、2011年4月20日午後の会見で、事故にあった福島第1原発のある福島県の人や産物に対する差別や偏見、風評被害が生まれるということのないようメディアに協力を求めた。

 会見の質疑応答の時間にニコニコ動画の七尾功記者が質問。茨城県つくば市において原発事故で福島県から転入する人たちにスクリーニング(被ばく調査)を受けた証明書の提示を求めていた問題について、「行政がこのようなことをしているとなると、他にも差別や偏見が横行しているのではないか。何か対策は考えているか」と問いかけると、枝野長官は、

「少なくとも行政関係については、こうしたことのないように徹底をしていきたいと思う」

 と述べた。その上で、

「原発から20km圏内の方々には早い段階で避難をしてもらった。それ以外の地域でも厳しくモニタリングをおこなっている。また、20km圏内での作業は、高濃度の放射性物質が出ないように万全の措置をするべく努力している。食物についても高いレベルの安全性で問題のあるものは流通させていない。福島からきた人・産品は、心配をするようなものではないということを広く報道して周知してもらえるようお願いしたい」

 と、メディアに協力を求めた。

【4月20日午後】枝野官房長官記者会見 生中継
「ニコニコ動画の七尾功記者の質問」部分より再生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv47115332#21:03
(番組はタイムシフト機能でいつでも視聴できる)

(徳永晃太)

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