「米軍の性暴力が米国でも問題になってきた。結果が良ければそれでいい」

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は20日、拒否すると表明していた囲み取材に一転して応じると、 在日米軍に風俗業の活用を求めた発言についてあらためて正当化。撤回する旨がないことを強調した。

一方、橋下発言については、米国防省の報道官が「言語道断」と評したほか、米議会下院本会議でも、外交委員長を務める議員

「強く非難する」と発言するなど、アメリカ国内でも反発が広がっている。
そんな橋下氏に対し、「余計なことをしてくれた」と苦言を呈すのは、横須賀基地に所属するアメリカ海軍兵曹の30代男性だ。彼によると、実は橋下氏に勧められるまでもなく、風俗店を利用する米兵は少なくなかったのだという。

「モーテルにコールガールを呼び出すこともあるし、基地の近くには性的サービスを提供するマッサージ店がある。市内の夜の盛り場には、米兵を見るとその手のカードを手渡してくる輩がよくいるよ。オレは以前、沖縄の基地にいたけど、あっちはもっと充実していたね。軍規では確かに買春は禁止されているけど、オレみたいな下士官は恋人や妻と離れて配属されているから、寂しい。でも、ハシモトの発言が問題になったせいで、買春行為をしないよう、あらためて上官から釘を刺された。しばらくはおとなしくしていたほうがよさそうだ」

 橋下氏の風俗勧言は、まさに誰の得にもならなかった格好である。
(文=牧野源)

 

橋下徹大阪市長