ガジェット通信

ニューヨーク市警察は、路上や公園など管轄区内の公共の場での上半身裸の女性は取り締まりの対象外とすると発表した。

市内では以前から、”男性の上半身裸が許される中、女性が同行為をして罪に問われることは女性差別にあたる”として大きな議論となっていた。

ニューヨークでは過去に1992年にロチェスターの公園で上半身を露出した女性が2人逮捕。2005年にはローワー・マンハッタンのデランシーストリートで胸を露出させた女性が逮捕され、12時間もの拘束を受けた。女性は釈放後に市を訴え、2万9000ドルの賠償金を手にしている。

こうした事件などから女性上半身露出を求める運動は全米で加熱。

上半身露出の性平等を訴える「Go Topless(ゴー・トップレス)」は、支援者たちがトップレスになってデモ行進する「Go Topless Day(ゴー・トップレス・デー)」まで制定。

米国中の30都市で多くの上半身を露出した女性が抗議運動を行ってきた。

今回の出来事で、市民の反応もさまざまだ。

「男女の平等性が増す」という意見がある一方で「行き過ぎた行為」などの批判する声もある。こうした権利主張の背景には、ただ「女性も公共の場で上半身裸になっていいじゃないか」といった主張だけではなく、女性の権利が守られていない雇用形態や職場環境などの男女間における格差が大きく影響しているのかもしれない。

 

Photo by GoToples.org

Go Topless(英語)【リンク】

※この記事はガジェ通ウェブライターの「比留川 希」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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