『ももいろクローバーZ責任編集「ももクロぴあ vol.2」』(ぴあ)
日刊サイゾー

 2日に発売された、人気アイドルグループ・ももいろクローバーZのムック本『ももいろクローバーZ責任編集「ももクロぴあ vol.2」』(ぴあ)に封入されている“架空のコンサートチケット”をめぐって、ファンの間で大混乱が起きている。

 問題のチケットとは、メンバーの高城れにの初ソロコンサートのチケット。「コンサート入場券」か、抽選で入場券が当たる「モアチャンス抽選券」のいずれかが封入されており、入場券を求めて大量買いするファンが続出。その効果か否か、発売日にはAmazonベストセラーランキングで1位を獲得した。

 同コンサートについては、日時や場所が「未定」となっていたため、当初、ファンの間では半信半疑ながらに“ネタ”との見方が強まっていた。しかし、音楽ニュースサイトなどが「開催決定」との記事を掲載したり、ももクロの所属事務所の取締役が自身のTwitterで「ぴあさんから連絡を頂き、れにのソロコンサート開催するとのことです」とツイートしたことから、書店への大量予約に踏み切るファンが増えたようだ。

 しかし、発売日になると、ぴあのホームページに「一部報道で、『高城れにさんのファーストソロコンサート開催決定』と報じられておりますが、開催は未決定ですので、現時点において、この特典は架空のチケットであり、実際に使用できるものではありません」との説明書きが追加され、購入者は「詐欺だ!」「やるの? やらないの?」「50冊買っちゃったよ。どうすんだよ」などと大混乱。あらためて版元に電話で問い合わせると、「コンサートは未定です」とし、「開催しない可能性もある」との回答であった。

 ファンの間では、ここまでの騒ぎになった以上、「いつか開催はされるだろう」と予測されているが、業界関係者は「そういう問題ではない」と話す。

「ももクロ側は、『開催日も場所も未定ってことは、分かるだろ?』というスタンスで、シャレのつもりだったんでしょうけど、これは相当マズイですね。ももクロのファンには、お金に余裕のある大人だけでなく、子どもも多い。大概のファンは許しても、倫理的な問題は残りますから。

 また、表紙で『高城れに初コンサート ご招待チケットが入ってるかも!』とうたっているほか、版元の公式サイトでも誤解を招く表記をしていましたから、消費者庁が定める景品表示法違反にあたる可能性もあります。優良誤認とみなされた場合、消費者庁から版元に措置命令が下るケースもありますよ」(業界関係者)

 4月にも、衣装のパクリ疑惑で騒動を起こしたももクロ。これ以上、「面白いことを提供したい」という思いが空回りしなければよいが。

全文を表示