文部科学省厚生労働省の発表によると、今卒業大学生の就職率は91.1%となり、前年より0.7ポイント悪化。就職氷河期といわれた1999年度と同じ数字となった。
 不況に加え、3月に起きた東日本大震災の影もあり、来年以降も日本経済が好転する見込みは薄い。就職をめぐる状況は厳しくなるばかりのように見える。そんな中、大学生は、どんな大学生活を過ごせばいいのだろうか?

 教育学者の齋藤孝氏は著書『就職毎日新聞社/刊)で、自分の努と意思で優良企業との出会いを引き寄せるための学生生活の中で身につける方法を説いている。
 例えば、企業大学生めているものの1つは、学問を通して身につけてきた成熟した認識や判断だという。学問を積み重ねて「活字」を磨いた人材が、仕事で即戦となるのだ。
 そして、齋藤氏は、活字をつけるためには、最低でも1日に20ページは読むべきだという。
 雑誌でも新書でも、とにかく20ページ以上、毎日読む。学生時代に何かを頑ったとエントリーシート面接アピールするには、表現するが大切になる。それこそが「活字」なのだ。たくさん本を読むことにより、活字が上がる。すると、自然と解説アップする。

 齋藤氏は、大学時代に1000冊本を読破したとき、やっとディープな読書生活と言えると本書の中でっている。1000冊読めば、見えなかったものが見えてくるし、分からなかった表現や言葉が分かるようになり、知識の準が上がるのだという。

 不況の中、ほとんどの企業は若い人材を長い期間使って育てる余裕がなくなってきている。
 だからこそ、学生生活の中でしておくべきことがあるはずだ。将来のために、学生のうちに何をすればいいのか、何が必要なのかを明にしてくれる1冊だ。
(新刊JP編集部/田中規裕)

学生生活の中で養うべき力とは?