『艦隊これくしょん -艦これ-』の運営・開発元に今後の展望を聞きました!
マイナビウーマン

ついにユーザーが100万人を突破し、今なお熱いブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』。この大ヒットゲームについて、運営・開発元である角川ゲームス『艦隊これくしょん -艦これ-』のプロデューサー/ディレクター田中謙介さんにお話を伺いました。

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●―『艦隊これくしょん -艦これ-』(以下「艦これ」と表記)が大ヒットしておりますが、どのような感想を持たれていますか?

田中プロデューサー ありがとうございます。「艦これ」ではユーザーの皆さんのことを「提督」と呼ばせていただいていますが、今の「艦これ」の予想以上の反響は、本当に提督の皆さんのおかげだと思っています。感想を一言で表現するならば「感謝」という思いに尽きますね。

●―大ヒットの要因をどう分析されていますか?

田中プロデューサー 他のメディアでお話しさせていただいたことと重複しますが、「想い」の力ではないかと思っています。「艦これ」そのものに込めた「想い」と、それを受けて提督の皆さんがそれぞれさまざまな形で再発信してくれた「想い」。

そんな「想い」の力が「艦これ」を育ててくれたと思います。

●―開発経緯はどのようなものでしたか? どのような企画で開発が始まったのでしょうか?

田中プロデューサー もともとは僕の趣味のような小さな小さな企画でした。今回タッグを組ませていただいたパートナー会社に、以前一緒にゲーム会社で仕事をした方が入っていらして。「何か新しい企画ってある?」と聞かれて、気軽にお話ししたのが、今の「艦これ」の元となる企画です。

●―「艦これ」の提督(ユーザー)はどんな人たちでしょうか?

田中プロデューサー やはり、艦艇・艦隊モチーフ、そして女の子への擬人化というアプローチのエンタメなので、男性の提督が多いですね。

ただ、最近は女性の提督も急速に増えてきました。初期の想定をはるかに超える形でユーザーが比較的幅広い層へ広がりました。

●―提督数は今も拡大していると思うのですが?

田中プロデューサー 最初はブラウザゲームのコアゲーマーや、ミリタリーファンのクラスタ(集まり)が多かったです。徐々にこのユーザークラスタが隣の層に広がっていく形で、ユーザー層が拡大していきました。

初期は比較的年齢も高く、モチーフへの知識や理解も深い提督が中心。そして、今はもともとモチーフそのものにはあまり興味はなかったけれど、「艦これ」に触れたことで、史実などを調べてくれる比較的若い提督も増えています。

うれしいことですね。

●―どんな艦娘に人気があるのでしょうか?

田中プロデューサー パッとビジュアル的に目立つ艦娘もいるのですが、「艦これ」の特徴として、実際に提督となって、しっかりプレーし始めると、提督によって愛(め)でる艦娘も多彩……というか、千差万別といいますか……。

本当に人によってさまざまな「想い」をもって艦娘を育ててくれていて、ありがたいです。

●―意外な艦娘に人気が出た、といったことはありますか?

田中プロデューサー ありますね。それぞれの艦娘に、提督たちがさまざまな付加価値を形成していってくれるので。どんどん自然発生的に、新しい価値や魅力を提督の皆さんが生み出してくれています。

目指していた形が、想像をはるかに超える形で具現化されています。ユーザーの皆さんが作ってくれた二次創作から元気や夢も、もらっています。

●―これからどのような展開を考えておられますか。

田中プロデューサー ゲーム発のメディアミックス展開も頑張っていきたいですが、今お話ししたような提督からの価値や魅力、そういった二次発生的なコンテンツも、できれば大切にしていきたいな、と思っています。いろいろと難しい課題もあるのですが。

●―ゲーム内の話をお聞きしたいのですが。今後、人気の鎮守府に戻ることはできるのでしょうか。

田中プロデューサー 新規の参加希望の方が今後落ち着いていけば、既存サーバ群の再編成や戦線の立て直しも計画していますので、可能性はもちろんあります!

ただし、申し訳ないのですが、もう少しだけお待ちいただくこともあるかもしれません。

●―目的の艦と同型艦がデッキにあると、ドロップ率が下がるというオカルトがささやかれているのですが本当でしょうか。

田中プロデューサー すみません、軍事機密です! でも、例えば、こういったオカルトを提唱したり、検証したり、否定したり、あるいは共有したりするのも、柔らかいソーシャルとして、ゲームの一部にできたらなあ、と思ってはいました。

必要な全ての情報が開示されていない状態が現実ですし、実はゲームの魅力のひとつもそんなところにあったりするかな、なんて考えながら。でも不便ですか……すみません。

●―既存の「艦娘」を今後描き直されることはありますか?

田中プロデューサー はい、描き直す、といいますか、新たなモード、装備などでさらに改装できる艦娘は、今後どんどん増えていきますよ。お楽しみに!

●―最後に、まだ「艦これ」をプレーしたことがない人に向けてアピールをお願いいたします。

田中プロデューサー まだ、思い立ってすぐ着任できる状態ではなくて、大変申し訳ないです。与えられた環境の中で、できるだけ環境整備も急ぎますので、お待ちいただければと思います。

そして、機会がありましたら、ちょっと変わったゲームではあるのですが、ぜひ気楽に様子を見にきていただければと思います。

また、提督の皆さんの創造した、とても楽しい、気持ちが豊かになる二次コンテンツもいろいろありますので、ぜひ、そちらも先輩の提督方と一緒に楽しんでいただけたらと思います。ありがとうございました。

いかがだったでしょうか。「艦これ」は作り手と提督の皆さんの「想い」が合致したために、大ヒットしているのかもしれませんね。
プレーしたことのない人は、公式Twitterで最新情報を確認しながら、ぜひ一度参加してみてください!

(高橋モータース@dcp)

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