女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」は2011年7月17日(現地時間)、ドイツで行われたワールドカップ決勝でアメリカと戦い、PK戦の末に勝利。日本サッカー史上初となるワールドカップ制覇を成し遂げた。

 試合は、どちらも譲らないまま 0-0 で前半が終了。

 後半24分にラピノーの前線へのパスから、途中交代のモーガンに繋ぎ、アメリカが先制ゴール。均衡を破った。後半35分、永里のクロスからアメリカDFのこぼれ球を宮間が押しこんでゴール。試合を 1-1 の振り出しに戻し、延長に突入した。

 延長では延長前半14分、モーガンのクロスにワンバックがヘッドであわせてゴール。日本はリードを許したまま前半を折り返す。延長後半12分、残り時間がわずかとなる中、宮間のクロスにあわせて澤が劇的な同点ゴール。2-2 で延長が終了し、決着はPKへと持ち込まれた。

 PKでは、日本が着実にゴールを決める一方で、GK海堀の好セーブもありアメリカが立て続けにゴールを外して、結果はPK 3-1。日本が見事優勝をおさめた。

 なお、最優秀選手(MVP)には、今大会5点を決めた得点王の澤穂希選手が選ばれた。試合後に、澤選手は「信じられない。ずっと世界一を目標に戦ってきたので、嬉しいです。金メダル持って帰ります」とコメントしている。

 今回のワールドカップ、日本は1次リーグを2勝1敗で突破。準々決勝で3連覇を狙った強豪・ドイツ(1-0)、準決勝ではスウェーデン(3-1)を破り、決勝に駒を進めた。決勝では、これまで一度も勝ったことの無いFIFA(国際サッカー連盟)ランキング1位のアメリカ(対戦成績:21敗3分け)が相手だったが、同4位の日本が見事勝利をあげ、ワールドカップ制覇を成し遂げた。

(丹羽一臣)

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