一般庶民には、まだまだアベノミクスによる恩恵は実感できないままだが、4月からはさらに消費税が8%に増税されるなど、苦しい状況は続く。そんなとき、給料以外に月5万でもいいからおこづかいが稼げたら…と思ったことはないだろうか。そこで紹介したいのが、1月20日に発売された『アマゾン ヤフオク! 転売で給料以外に月15万稼ぐ!』(中野一気/宝島社)だ。時間的拘束もなく、誰でも始められる副業として話題の転売だが、扱う商品や転売する場所によってもさまざまなコツがある。そんな転売の仕入れ術や、販売テクニックを紹介してみよう。

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 まず、初心者でも簡単に始められるのがゲームの転売。ゲームについての知識があまりなくても、とりあえず中古品やワゴンコーナーに並ぶ未開封品を探してみるといいそう。こういった商品は、アマゾンでは新品出品できるので、利益が出ることも多いという。ちなみに、ゲームの仕入れ基準は最低でもアマゾンのランキングで8000位以内。できれば、5000位以内の売れ筋のいい商品で、アマゾンで出品しているライバルが7人以内のものを選ぶのがポイント。それを、1ヵ月以内に売ることを目標にしてみるといいようだ。

 また、同じようにCDやDVDも未開封品を探すといいのだが、こちらはアマゾンではなくヤフオクで転売した方がいいそう。なぜなら、アマゾンは販売手数料が高いから。特に、CDやDVDだと、1品売れるごとにカテゴリー成約手数料として140円と、手数料として販売価格の15%を支払わなければならなくなる。利益を考えるなら、販売手数料が一律5.25%のヤフオクの方が断然お得ということだ。こんなふうに、商品によってアマゾンかヤフオクかを使い分けていくことも利益を上げるうえでは重要。

 そして、BOOKOFFなどの古本屋ではなかなか見かけない雑誌も、転売なら利益を得ることができる。その理由の1つは、雑誌の特性にあるという。雑誌は、普通の本と違っていつまでも書店に並んでいるものではない。基本的には重版もないし、期間が限られているからこそ、買い忘れたり、地方で買い逃した人が定価よりも高値で購入してくれる。

そして、もう1つの理由が付録。最近の雑誌の売り切れには、付録が大きく関わっている。応募者全員サービスの応募券がある号だと、応募の締め切りの関係で「最後に駆け込み需要が生まれる」こともあるそう。逆に、BL雑誌の場合は寝かせておくことで高く売れることもある。BL雑誌には、付録としてドラマCDやDVDがついてくることがよくあるのだが、それが人気声優だったりして、後々有名な作品に登場し出すと、ファンがこぞって探し求める。しかも、ドラマCDやDVDがついたBL雑誌は、「綺麗に取っておけばだいたい定価前後で売れる」というので、買っておいても損はない。

 ほかにも、家電量販店で季節家電の在庫処分をチェックしたり、中古カメラ屋で防水機能付きなどのちょっと変わったコンデジを仕入れるだけでも十分利益が得られる。特別その分野に詳しくなくても始められるので、まさに副業にはピッタリ。休日、買い物に出かけた際には、売れそうな商品をチェックしてみるのもいいかもしれない。

文=小里樹

『アマゾン ヤフオク! 転売で給料以外に月15万稼ぐ!』(中野一気/宝島社)