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 ニンテンドーDS用ゲームソフト『脳を鍛える大人のDSトレーニング』を監修した川島隆太・東北大教授は2011年7月30日、BSジャパン「勝間和代#デキビジ」の収録で、「楽しい人生をおくるコツは『退屈すること』」と語った。脳を上手に使うためには「能動的に退屈すること」が重要だと言うが、一体どういうことなのだろうか。

 東北大学加齢医学研究所教授の川島氏は、著書に『脳を鍛える大人のドリル』があり、2005年に発売された『脳を鍛える大人のDSトレーニング』を監修するなど、いわゆる「脳トレ」ブームの火付け役になった人物だ。「単純な読み・書き・計算を繰り返しておこなう」ことで脳の働きが活性化すると提唱している。

 番組の収録で、勝間和代氏が「どうやったら自分の脳をもっと上手に使えるか」と質問をすると、川島教授は「一番いいのは退屈すること」と答え、勝間氏を驚かせた。川島教授によると、例えばテレビを見るなどの受動的な状態では脳はあまり働かず、「何となく一日が終わってしまう」という。そこで、

「自分の脳をしっかり使った生活をしたいと思うなら、一切の情報を遮断して、ものすごく退屈な状況に自分を追い込む。その状況の中で考えて、退屈じゃないものを見つけ出すこと」

と、能動的に退屈な状況を作り出すことが必要であるとした。

 勝間氏がさらに、「では逆に自分がワクワクするようなことはそのまま続ければいい?」とたずねると、川島教授は「それが本当にワクワクして楽しんでいればいいですけど」と切り返した。そして、毎日の行動を日記につければ「本当にワクワクしている時間は少ししかないとわかると思う」と指摘。川島教授は、

「わざわざいろんなものをシャットアウトして、何をしようかと考える時間をきちんと作る。テレビとかインターネットを見るのではなく、何かアクションをしないと楽しめないようにするというのは『崇高な遊び』だと思う。それが楽しい人生をおくるコツ」

と、"ワクワク"した表情で語った。

丸山紀一朗

◇関連サイト
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