無免許事故起こした木下富美子都議には東京都議会から2度もの辞職勧告が決議され、都議会に出向くよう召喚状が出されていました。しかし木下都議は都議会最終日まで姿を見せませんでした。東京都の小池知事は「状況を理解しているのか」と苦言を呈しました。

 7月の東京都議会議員選挙の期間中に無免許事故を起こしていた木下都議に対し、都議会は異例となる2度の辞職勧告を出していましたが、木下都議は体調不良を理由に都議会を欠席し続けています。10月4日には都議会が正副議長名で議会へ出向くよう求める召喚状を送りました。都議会定例会の最終日となる13日がその期限でしたが、都議会事務局によりますと木下議員は12日、電話で「体調が優れない。議会には行くことができない」と連絡してきたということで、最終日まで議会に姿を見せませんでした。

 選挙中に応援に訪れていた小池知事は、3カ月にもわたって欠席を続ける木下都議に対し苦言を呈しました。小池知事は「そもそも議会から召喚状が出るという状況を彼女はどう理解しているのか。そのことを本人はまずしっかりと客観視すべきだ。応援に行った方としても、それでは困るということ。本人しか決めることができない制度であり、本人にとってもよろしくないと思う」と述べました。

 木下都議の長期にわたる欠席を受け、都議会は新たに議員の働き方や報酬の在り方について話し合う検討会を設けました。山崎一輝座長は「長期休暇・長期欠席に伴う報酬の在り方について、木下都議の件で都民からも大きな声が来ている。スピード感を持って案件を前に進めていきたい」と述べました。なお、この検討会は11月上旬に開かれる予定です。


無免許事故の木下都議“召喚”応じず 小池都知事も「状況を理解しているのか」と苦言