ウェブ広告に恐怖を感じた出来事を描いた漫画「最近体験した恐怖話」がSNS上で話題となっています。パソコンスマホを見ていたら、調べた覚えのないジャンルの広告が表示されるようになった女性。不思議に思っていると、その後も何度も同じ広告が…という内容で「分かります」「私も同じ経験あります」「やめてほしいですよね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

原因は分からないままで…

 この漫画を描いたのは、のじ(ペンネーム)さん(32)です。イラストレーターフリーライターとして活動しており、インスタグラムで日常で起こったさまざまな出来事を漫画にして発信しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

のじさん「子どもの頃から漫画家になりたくて、中学生から20代後半までは、定期的に少女漫画雑誌にギャグ漫画を投稿していました。ただ、賞にかすりもしなかったので、漫画家になるのはいったん諦めました。今年になり、また漫画を描きたい気持ちが湧いてきたので、6月から、インスタで漫画投稿を開始しました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

のじさん「友達に『どのサイトを開いても葬式の広告が出るんだよ』と相談したら、『それ、漫画のネタになるやん!』って言われたので描きました!」

Q.お葬式の広告はまだ出てきますか。

のじさん「もう出てこなくなりました。友達からメルカリで、戦闘機プラモデルの値段を調べてほしいと頼まれて調べたのですが、それからは零戦や艦艇のプラモデルの広告が出るようになりました」

Q.その後、原因は分かったのでしょうか。

のじさん「全く分かりません。友達からは『のじちゃんはいいことが起こるたびに、こんなにいいことが起こるということは死が近いんだって言っているから、もしかしたら、スマホがその言葉を拾って、広告を出したんじゃない?』と言われました(笑)

Q.他にもよく出てくる「なぜ?」と思う広告はありますか。

のじさん「後にも先にも、あの葬式の広告だけですね。これから、『なぜ?』と思う広告があれば、また漫画に描こうと思います」

Q.つい、クリックしてしまう広告は。また、その理由を教えてください。 

のじさん「美容の広告ですね。理由は年齢的にも、ほうれい線や目尻の小じわが気になってきたので。ちょっとでも若々しくいたいという思いがあります」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。 

のじさん「『お葬式というワードでは検索していなくても、それに似たワードで検索したのでは?』というご意見や、『冠婚葬祭のマナーとか調べましたか?』などのコメントを頂きました。しかし、どれも検索していないので、また恐怖を感じましたね」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

のじさん「これからも漫画制作は続けていきたいです! 今後は自分の病気のことや、中学生から20歳まで、家庭内で大変な思いをしたので、そのことについて描いていきたいです。でも、どの話題もあまり暗くならずにコミカルに表現できたらなと思います」

オトナンサー編集部

漫画「最近体験した恐怖話」のカット=のじ(noji09noji)さん提供