今や多くのネットビジネスが普及しているが、ニューヨークに住む21歳の男性は、人骨販売の通販サイトを手掛けており、そのことを自身SNSで宣伝したことで注目を集めている。
そのユニークなビジネスはなかなか好調のようだが、一部専門家からは人骨を販売するという倫理的性質に疑問の声があがっているという。
ニューヨークのパーソンズスクール・オブ・デザインの学生であるジョン・ピチャヤ・フェリーさん(21歳)は、TikTokで50万人以上、インスタグラム『JonsBones』で4.6万人ものフォロワーを抱えている。Youtubeチャンネルも運営中だ。
フォロワーが多い理由は、フェリーさんが運営するちょっぴりユニークなビジネスと関係している。
実は、フェリーさんは『JonsBones』というウェブサイトで人骨を販売しているのだ。
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サイトによると、頭蓋骨から肋骨、脊椎など、人間のあらゆる部位の骨が揃っており、価格は18ドル(約2000円)ほどのものもあれば、6000ドル(約682000円)にのぼるものまで様々だ。
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メディアの取材で、フェリーさんはこのように話している。
購入者は、頭蓋骨全体から扁平骨、長骨、更には医学的異常がある希少性のものまで選択することができます。ウェブサイトでは、医学生らが研究に使用できるよう、特別に準備したものを揃えています。
これまで既に、100個ほどの脊椎を顧客に販売しました。
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一部の専門家から物議をかもす
フェリーさんのユニークなビジネスは、ソーシャルメディアでかなりの注目を集めているようだが、一部専門家はこのビジネスの倫理的性質に疑問の声を投げかけている。
ある専門家は、メディアで次のように見解を述べている。
何世紀にもわたって、医学生や医師は特殊なルーツで盗掘を繰り返し、墓から掘り起こした死体で医療骨学を研究するという事実があります。
そのため、販売されている人骨も盗まれた遺物で、それらはもともと奴隷やネイティブ民族、または虐げられて抑圧された人々のものである可能性が高いと推測しています。
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フェリーさんが、いったいどこからどのようなルートで大量の人骨を入手しているのかという詳細は不明だが、彼はメディアでこのように主張している。
販売されている骨のほとんどは、地下室や遺品整理で発見されたもので、持続可能な方法によって人骨を調達しました。
私は、次世代の人類学者や医師、また教育者への教育目的のために、プラットフォームを利用してこのビジネスをしています。
骨は保存され、意図された目的のために使用されることを前提としていますが、実際に購入した顧客が入手後どのように扱うのかまでは、追跡することはできません。
ただ、私は「骨を最大限の敬意を持って扱うように」とアドバイスするだけです。
ちなみにウェブサイトでは、現在「10月の15%セール」を実施中だ。
written by Scarlet / edited by parumo
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