ミランは16日、セリエA第8節でヴェローナをホームに迎え、3-2で逆転勝利した。

前節アタランタに3-2で逃げ切り勝利とした2位ミラン(勝ち点19)は、正GKのメニャンが手首を手術し全治10週間の離脱に。さらにコロナ陽性となったテオ・エルナンデスとブラヒム・ディアスが欠場となった。主力3人を欠く中、ベンチにイブラヒモビッチが帰ってきた。

トゥドール監督就任後、4戦で2勝2分けと負けなしのヴェローナ(勝ち点8)に対し、ジルーを最前線で起用し、トップ下にD・マルディーニを起用したミランは7分に失点する。ヴェローゾのヘディングでのパスに抜け出したカプラーリにボレーでネットを揺らされた。

その後も攻めあぐねるミランは21分にPKを献上する。左クロスをニアサイドで受けにかかったカリニッチをロマニョーリが倒してしまった。このPKをバラクに決められ、ミランは2点を追う展開となった。

流れの悪いミランはレビッチが足を負傷。36分にレオンとの交代を強いられた。ハーフタイムにかけても好機を生み出せず2点のビハインドのまま前半を終えた。

後半からサーレマーケルスとD・マルディーニに代えてカスティジェホとクルニッチを投入したミランが前がかると、59分に1点差に詰め寄る。CKの流れからレオンの左クロスをジルーがヘッドで押し込んだ。

さらに69分にレオンが左サイドからの際どいカットインシュートを浴びせると、73分にPKを獲得した。レオンヒールパスをボックス内で受けたカスティジェホがファラオーニに倒された。

このPKをケシエが決めて試合を振り出しに戻したミランイブラヒモビッチを投入。ジルーと2トップを形成した。

すると78分、ボックス右からのカスティジェホのクロスをギュンターがクリアにかかると、自陣ゴールに吸い込まれ、ミランが逆転に成功した。

このまま3-2で逆転勝利。無敗を維持している。


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