台湾は親日家がとても多く、日台は災害に見舞われるたびにいち早く支援し合う親しい関係となっている。2011年東日本大震災でも、台湾では地震発生翌日から各地で募金活動が始まり、集まった義援金は250億円を超え世界最多となったと報じられている。

 中国のQ&Aサイト・知乎にはこのほど、「東日本大震災に義援金を最も多く送ったのが台湾だったことについて、どう思う?」と題するスレッドが立てられ、中国本土の人に意見を求めている。

 日本と台湾の蜜月関係は、中国でも広く知られている。スレ主の中国人は「2011年の大地震で、台湾がどこよりも巨額の義援金を日本に送った」ことに複雑な心境があるのかもしれない。しかし、スレッドに寄せられた意見はいずれも好意的な内容ばかりだった。

 多かったのが「人道的支援と政治的立場とは別だ」というもので、台湾には困っている国があるとすぐに助けの手を差し伸べる良さがあると評価する人もいた。この人は中国も四川大地震の際に台湾から巨額の支援を受けたことで台湾に感謝していた。「台湾も地震が多いので、他人事とは思えなかったのだろう」と答えた人は、逆に「何か問題でも?」と聞き返していた。

 もっとも、日台関係が中台関係よりも良いのは認めざるを得ない、という指摘も多かったが、決して否定的な感情は抱いていないようだ。日本人と台湾人の恋愛を描いた映画「海角七号」を観たことがあるという人は、「侵略国と非侵略国が友情関係に発展するのはいいことじゃないか」と好意的だった。

 また、中国本土と台湾はいわば家族の関係だが仲が悪く、家族より隣家と仲が良いというのは何もおかしな話ではないとする人がいた。そのため、台湾が「隣家」の日本と助け合うのは筋の通った話だと説明していた。

 台湾が日本びいきなのは、中国人にとって良い気分ではないかと思いきや、「地震があるたびに助け合う」日台関係には、むしろ好感を抱いているようだった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本と台湾の「蜜月」ぶり、中国ネット民は「こんな思い」で見ていた!