17日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)のスポーツコーナーを、張本勲氏が欠席。寂しさを訴える番組視聴者が相次いだ。
■張本氏が不在
午前8時58分からスタートしたスポーツコーナー。リモート出演するコメンテーターを映し出すモニターには元東京ヤクルトスワローズ、タンパベイ・レイズなどで活躍した岩村明憲氏と、元西武ライオンズ選手・監督の東尾修氏の姿が。
関口宏は張本氏が不在という異常状態に「お2人さんおはようございます。東尾さんと岩村さんですが、今日はハリさんがね、なんだか宮城県のプロ野球OBの野球教室に行ってますんで、お2人でひとつ、頑張っていただきたいと思います」と話す。
張本氏の位置に映し出され、「代役」となった東尾氏は笑顔で「がんばります」とコメント。岩村氏も「よろしくおねがいします」と語っていた。
■東尾氏がタジタジに
選手・監督としての実績に加え解説者としても長年活躍してきた東尾氏だが、『サンデーモーニング』には不慣れだった様子。
フィギュアスケートの近畿選手権・ノービスA女子で12歳の島田麻央選手が4回転トゥーループを決め優勝したニュースでは、関口から促されて「あっぱれ」を出すと、「早く言ってください」ととがめられてしまい、タジタジになっていた。
■東尾氏が謝罪する一幕も
関口は大会に参加したその他の選手についてコメントを求めるが、東尾氏は「いやいや12歳の選手にびっくりしているんですよ…」と野球以外のスポーツということもあってか言葉につまってしまう。
そんな同氏に関口は「12歳で(島田選手の話題で)止まっちゃっているんですね」と冗談めかしながらも厳しいコメント。
これには通算165与死球のNPB記録を持ち、現役時代相手打者のインコースを容赦なく攻めることから「ケンカ投法」と評されるほどの強気で知られた東尾氏も「すみません」と謝罪していた。
■視聴者は「寂しい」
コロナ前は野球教室など、遠方にでかけた際でも「バーチャル出演」をしていた張本氏。
番組の放送がありながら休むことは珍しいだけに視聴者から「寂しい」「やっぱり日曜の朝は張本さんだよね」「腹が立つこともあるけど、やっぱりいてほしい」など、寂しさを募らせる声が相次ぐことになった。
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