俳優の小栗旬が主演する日曜劇場日本沈没-希望のひと-』(TBS系/毎週日曜21時)に、モーリー・ロバートソンと小野武彦が出演することが発表された。

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 本作は、1973年刊行された小松左京のベストセラー小説『日本沈没』に大きくアレンジを加え、原作でも描かれていた「環境問題」を、今に照らし合わせて鮮明に描き出す。さらに、主人公を含め登場人物をオリジナルキャラクターにすることで、2023年の東京を舞台に、沈没という目に見えない危機が迫る中で「見いだしていく希望」をテーマに描いていく。

 モーリー・ロバートソンは、10月24日放送の第3話に、地球物理学の世界的権威であるピーター・ジェンキンス教授役で出演する。モーリーはジャーナリスト、ミュージシャン、DJなど多彩な分野で活躍。これまでにもドラマ出演経験はあるが、TBSドラマへの出演は今作が初となる。

 モーリー演じるジェンキンス教授と香川照之演じる田所博士は、田所が渡米していた時代にともに研究をしていた旧知の間柄。お互いが「関わり合いたくない」という因縁の関係だが、互いを自分の次に優秀と認め合う仲でもある。米国の大学で教壇に立つ世界的権威のジェンキンス教授に、小栗演じる主人公・天海啓示が“ある理由”で英語でコンタクトをとることになる。この男は天海にとって救世主となるのか、敵となるのか…。

 小野武彦は、松山ケンイチ演じる常盤紘一の父で「常盤グループ」を束ねる会長・常盤統一郎役を演じる。風間杜夫演じる生島会長の「生島自動車」と同じく、日本のトップ企業の1つである常盤グループ会長の統一郎は、里城副総理(石橋蓮司)と繋がっており、大企業のトップならではの窮地に立たされることになる。

 風間杜夫、石橋蓮司に続き、レジェンド俳優の小野が、酸いも甘いもかみ分けてきた大企業のトップを説得力たっぷりに演じる。また、家業を継ぐことなく官僚として働くことを選んだ息子・紘一との親子関係も見どころだ。

 日曜劇場日本沈没-希望のひと-』は、TBS系にて毎週日曜21時放送。

日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』に出演する(左から)小野武彦、モーリー・ロバートソン (C)TBS