弁当作り

親からすれば、どんなに成長しても我が子は愛おしいものだが、いつまでも子供扱いされると、いくら親でもモヤモヤしてしまうだろう。そこで、しらべぇ取材班が過保護な親を持つ人たちに話を聞いた。


(1)会社に電話してきた

「仕事が忙しくて、帰りが遅い日が続いたことがありました。そのような状況が続くと会社の愚痴も言いたくなり、母に聞いてもらっていたんです。そしたらある日、会社で上司に呼び出されて…。


母から会社に電話があり、状況を改善するように言ってきたと言われました。さすがに恥ずかしすぎたので、家に帰って母に抗議したんです。しかし『親なら心配するのが当然』と言って聞きませんでした」(20代・女性)


(2)今でも弁当を用意してくれる

「会社が近いのでずっと実家で暮らしているのですが、どんなに拒否しても、母が弁当を用意してくるんです。どうしても母が僕を甘やかしてくるので困っています。


さすがにこの歳で『お母さんの手作り弁当』を持ってきているのは恥ずかしいので、『自分で作っている』とウソをついています」(30代・男性)

(3)帰りが遅くなると迎えに来る

「母は私の帰りが遅くなると、異常なほどに心配してくるんです。仕事で遅くなったときには、何度か勝手に駅まで迎えにきたことがありました。そのたびに、やめるようには言っています。


しかし『女性が夜中にひとりで歩くのは心配』と返されるので、自分のやっていることは正しいと思っているようです。いつまでも親離れしてくれないいところに、恥ずかしさを感じてしまいます」(30代・女性)


(4)洋服を勝手に買ってくる

「僕はあまり洋服にこだわりがないので、似たようなものばかり着ていることが多いんです。それを見た母がかわいそうに思うのか、勝手に僕の服を買ってきます。


いくら洋服にこだわりがなくても、さすがに母のセンスで選んだ服は着る気にならなくて…。『もったいないから、買わなくていい』と何度も言っているのに、やめてくれません」(20代・男性)


親が子離れできずに、悩んでいる人も多くいるようだ。

そこまでしなくていいのに… 過保護な親の恥ずかしすぎる行動