俳優の萩原利久が、10月18日に放送される「ラジエーションハウスII 〜放射線科の診断レポート〜」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第3話にゲスト出演することが分かった。萩原が“月9”ドラマに出演するのは、2021年4月期の「イチケイのカラス」(フジテレビ系)に続き、2021年度2作目となる。

【写真を見る】堀田真由“すみれ”の付き添いで病院を訪れる萩原利久“和真”

同ドラマは、2019年4月期に放送された「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の続編で、チーム“ラジハ”とも呼ばれる唯織(窪田正孝)ら放射線技師たちが、医学界のルールや型にはまらない方法で病の原因を探り“視えない病”を見つけだしていく物語。

萩原は2008年にデビューした後、数々の映像作品に出演。2020年は「アライブ がん専門医のカルテ」(フジテレビ系)、連続テレビ小説「エール」(NHK総合ほか)など5作の連ドラ出演を果たした若手俳優だ。

そんな萩原演じる荒井和真(あらい・かずま)は、19歳の学生。和真は、スケートボードの練習中にけがをしてしまったが、両親が海外旅行中だったため、近所に住む4歳年上の幼なじみ・宮本すみれ(堀田真由)に付き添ってもらい甘春総合病院を訪れる。和真はすみれに思いを寄せている様子で、彼女と親しくなった軒下(浜野謙太)のことが気に入らない。実は和真は、すみれのある秘密を知っている…という役柄だ。

■萩原利久コメント

――荒井和真という役についての印象や演じるにあたって心掛けたことは?

人を思いやる気持ちをしっかりと持ち、不器用ながらもちゃんと人に優しさを届けられる人だなと思いました。その上で19歳の役だったので、不器用さだったり、10代の頃の漠然としたモヤっとした感じだったりを丁寧に演じようと思いました。

――主演の窪田正孝さんと「エール」以来の共演となりましたが、ご一緒していかがでしたか?

再び共演できたのは素直にうれしかったです。撮影の空き時間に「エール」の時のお話をしたりもしましたが、軍人から患者という、かけ離れたシチュエーションだったので、久々感もありつつどこか初めまして感もあり、なんとも不思議な感覚で楽しかったです。

――萩原さんにとって“月9”という枠のイメージはどんなものですか?

数あるドラマの中でも“月9”という枠は、世の中に認知されている歴史あるドラマ枠だと思っています。この仕事をする中でも常々参加したいなという気持ちがあるので、“月9”の出演が決まると自信にもなりますし、いつもと少し違うスイッチが入る気がします。

――視聴者へのメッセージをお願いします。

現場の皆さんが高い熱量を持ってひとつひとつ丁寧につくられていて、僕もそれに負けないように参加しました。約2年ぶりに共演した堀田(真由)さんと同い年ながら4歳差の役柄で、試行錯誤しながらお芝居をしていたので、そんなところも個人的な見どころです。ぜひ、見てください。

10月18日(月)放送の第3話にゲスト出演する萩原利久/(C)フジテレビ