17日、ベルギージュピラー・プロ・リーグ第11節のシント=トロイデンvsアンデルレヒトが行われ、2-2で引き分けに終わった。

シント=トロイデンはGKシュミット・ダニエル、FW原大智、FW林大地が先発出場。日本代表DF橋岡大樹はベンチスタートで84分に出場、MF伊藤達哉も83分から出場した。

なお、FW鈴木優磨は左ハムストリング肉離れと診断され、全治は4〜6週間となり欠場している。

ホームにアンデルレヒトを迎えたシント=トロイデンは20分、縦パスに対して原がダイレクトでフリック。これをクリスティアン・ブルースがダイレクトパス。林がボックス際から巻いてファーサイドを狙うが、シュートは枠を外れていく。

25分にはロングボールに対して原が競ると、反応した林が拾って持ち出し、ボックス内に侵入。相手に寄せられながらもシュートを放つが、枠を外れていく。

シント=トロイデンのペースで進んだ試合は、45分にもチャンス。ブルースからのクロスを原がピンポイントでヘディングで合わせるが、これも枠を捉えられない。

前半をゴールレスで終えた試合。先にスコアを動かしたのは劣勢だったアンデルレヒトだった。46分、カウンターに抜け出したクリスティアン・クアメがGKと一対一に。シュミット・ダニエルは倒さないようにプレーしたが、主審がファウルリプレイで見ても触れていないように見えるが、判定は変わらず。リオルラファエロフが左上に決めてアンデルレヒトが先制する。

それでも56分、右サイドから仕掛けたシント=トロイデンはクロスのクリアボールをモリー・コナテがボレー。これが決まり、同点とする。

追いついたシント=トロイデンだったが、78分に再びPKを与えると、セルヒオ・ゴメスが決めてアンデルレヒトが再び勝ち越しに成功する。

試合を通して主導権を握りながら、ビハインドシント=トロイデンは、終盤に伊藤と橋岡を投入。アディショナルタイム2分には、左からの伊藤クロスに対し原がボックス内でダイビングヘッド。これは枠に飛ぶが、GKがセーブする。

それでも諦めないシント=トロイデンは、FKのサインプレーからボックス内右で胸トラップしたトニー・ライストナーがボレーシュート。これが相手DFに当たって入り、土壇場で同点に追いつき、2-2の引き分けに終わった。

シント=トロイデン 2-2 アンデルレヒト
シント=トロイデン
モリー・コナテ(後11)
トニー・ライストナー(後49)
アンデルレヒト】
リオルラファエロフ(後3)
セルヒオ・ゴメス(後33)

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