郵便局やボランティア団体などが、使用済みの切手・テレホンカードを回収していることがありますよね。今回は教えて!gooに寄せられたこんな質問を紹介します。
「使用済み切手やテレカはどこに行くのか?」
質問者は、業者などに回収された使用済み切手やテレホンカードの行方が気になっている様子。「外国では使用済みでも買ってくれるマニアがいるらしいですが、はたしてそんなに需要があるのでしょうか?」と質問しています。
■使用済み切手やテレホンカードの需要はあるの?
この質問に対し、次のような回答が寄せられました。
「テレホンカードも使用済み切手もそれぞれ図柄が美しいことから、外国では絵葉書と同じ感覚で収集されているコレクターがいるそうです。テレホンカード文化は日本にしかないものなので、新品である必要がなく、穴があいていても図柄を美しい、綺麗だと思えば買い手はあるそうです」(noname#8412さん)
どうやら使用済み切手やテレホンカードは、本来の用途ではなく、収集や鑑賞用として人気があるようです。また、pachikuriさんは使用済み切手の意外な価値について述べています。
「使用済み切手は、消印を集めるコレクターが買ってます。貼り絵に切手を使う場合も、使用済み切手が使われます」(pachikuriさん)
「絵柄で集めるのが一般的に思われますが、使用されていないと価値がない場合もありますので必ずしも未使用がいいわけではありません。記念切手ではなくても、ゾロ目などの消印で集める人もいて、なかなか奥が深い世界です」(SNAILさん)
切手だけでなく、消印もコレクション対象になるとは驚きですね。
■集められた使用済み切手やテレホンカードの旅路
また、noname#8412さんは回収された切手等がどうなるのかについて解説しました。
「日本全国から集まったテレホンカードを傷みや図柄などで分別し、売れるものだけをバイヤーが海外へ売りに行きます。それから得た収入でワクチンをはじめとする医療や衛生、教育など、あらゆる活動に役立てられています。使用済みで売られる対象にならないカードについては破棄されたりリサイクルに回されるようです」(noname#8412さん)
切手は使用した後でも、いろいろな活用法があるようですね。みなさんも今日から使用済み切手を集めてみてはいかがでしょうか。
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