1位の県スゴイです。さらに上がった……。

全国平均で3割まで上がったが

JAF(日本自動車連盟)は2021年10月18日(月)、「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」2021年版の結果を発表しました。

この調査はJAFが2016年から毎年行っているものです。信号機のない横断歩道歩行者が横断しようとしている場合、クルマは一時停止しなければなりませんが、今回、調査対象となった車両8281台のうち、歩行者がわたろうとしている場面で一時停止したクルマ2534台(30.6%)だったそうです。

前年の調査時と比べて、一時停止率は9.3ポイント増加し、初めて30%を突破しましたが、「依然として約7割のクルマが止まらない結果となりました」(JAF)ということです。

都道府県別の一時停止率ベスト5、ワースト5は次のとおりです。

ベスト5
・長野:85.20%
・静岡:63.80%
・山梨:51.90%
・宮城:51.40%
・石川:50.70%

●ワースト5
・岡山:10.30%
・東京:12.10%
・青森:14.00%
・京都:16.80%
和歌山:18.40%

長野県2016年の調査開始時から6年連続で1位をキープしたうえ、一時停止率も2020年調査と比べて12.80ポイント向上、過去最高を更新しています。また、2020年調査時はワースト1位(5.70%)だった宮城県で一時停止率が大きく向上、ベスト4位につけました。

全体的に一時停止率が向上したことで、ワースト5も初めて1ケタ台の都道府県がなくなりました。ただ、前回調査でワースト3位(7.10%)だった岡山はワースト1位に。東京都は2年連続ワースト2位(前回調査時は6.60%)となっています。

なお、今回の調査は2021年8月11日から30日のうち、平日10時から16時のあいだに実施。各都道府県で2か所ずつ、信号機が設置されていない横断歩道を一定の条件でピックアップし、JAF職員が1か所につき50回横断して、接近する車両が一時停止するか否かを調べたものです。

6年続いているJAFのこの調査は、各都道府県の交通安全施策にも大きな影響を与え、一時停止率は年々向上しています。JAFは「横断歩行者の事故や死傷者の減少の一助となるよう『信号機のない横断歩道』における車の一時停止率の向上をはかって参ります」としています。

信号機のない横断歩道のイメージ(画像:photoliberary)。