梅宮アンナ(写真提供:JP News)

タレント・梅宮アンナが18日、自身の公式インスタグラムを更新。2019年に死去した父で俳優の梅宮辰夫さんの写真を使った広告看板が黒く塗り潰されていたことを報告し、怒りと悲しみをつづった。

【画像】黒く塗り潰された看板の写真


■契約は昨年に終了

アンナは、都内にあるビルの屋上に掲出されている看板を撮影した写真を投稿。看板の右半分は人物の写真だが、その顔部分が黒く塗られた状態になっている。

この看板は生前の梅宮さんと契約していた会社のもので、契約は2020年に終了。辰夫さんの死去もあり、都内の他の場所にあった同様の看板はすでに撤去されていたが、このビルの看板だけはそのままになっていたという。


■弁護士を通じて連絡

「個人的には、写真を見るたび、心は、ほっこりもしますが…」と、父を思い出して和む部分もあったというアンナだが、「この世に存在しない人は、どうなのかな? と。この様な使い方はちょっと…と。やはり、モノには限度もありますし」と、そのまま写真を掲出することに疑問も感じていた。

先週になり、辰夫さんが所属していた芸能事務所からの連絡で、契約が切れた今なお、無許可でチラシやWEBなどにも辰夫さんの写真が掲載されていることを知り、弁護士を通じて、再度契約をし直すか、写真を取り下げるように連絡を入れた。

■余りにも酷い行為

きのう17日になって看板の状態に気付き、「縁起でもなくて、怖かった。なんて酷いことをするのだろう。何故顔だけ?」と大きなショックを受けた様子。黒塗りされたことに「余りにも残酷で、余りにも酷い行為に…涙が出て…悲しくて…」と記した。

さらに、「やるなら、右半分をキチンと隠せばよいですし、周りの雰囲気も悪くなりますし、周りの住民の方々にも気を遣っていないですし」「言われたから、顔だけ隠せば済むという考えなのでしょうか…」と会社側の対応に呆れも。


■敬意を払うべき

改めて「人の顔を黒く塗り潰す行為は、よくありません。どんなことがあっても」「人は、人に対して家族であっても、他人であっても。敬意を払って生きて行くべきだと私は思っています」と自身の考えをつづる。

最後は、「私自身が、もっと早くにキチンと対応をしていたら、この様な結果にならなかった。もっと早くに、父と、この会社様をキチンと綺麗に切り離すべきでした」と後悔をにじませている。

■現在の状態についての報告も

写真を見たファンからも、「酷すぎる」「失礼極まりないこと」「普通に撤去すればいいのに」「ありえない」と看板の状態に怒りの声が上がった。

また、先程看板を確認したという人から、現在は右半分に白いシートが貼られていたとの報告も寄せられている。


■黒く塗り潰された看板の写真

梅宮アンナ、父・辰夫さんの広告看板黒塗りに怒り 「余りにも残酷」