フランスのプレミアム ライフスタイル ブランド LACOSTE(ラコステ)による、若者に対する取り組みを続けてきたラコステ財団が15周年を迎えました。2006年に設立された当財団は、22カ国、50の組織により実行された、スポーツと教育を組み合わせた200件のプロジェクトを通じて10万人を超える若者を支援してきました。ラコステ財団は社会的・職業的解放の原動力となるスポーツの価値を伝えることに注力しています。今日、財団はラコステのCSRへの取り組みの一環として、地域社会の生活向上に向けた活動を展開しています。
Fondation de Franceフランス財団) の後援を受けて創立されたラコステ財団は、パートナー組織と連携し、スポーツと教育を組み合わせたプログラムを通じて、社会的に不利な立場にいる若者、そして障がいを持つ若者の社会的・職業的統合を支援しています。ラコステ財団が提供する支援はファッション・スポーツの草分けであり、さらに社会的な取り組みの点でも先駆的存在であったルネ・ラコステから受け継がれた伝統が結実したものです。

■地域社会を支援するラコステの企業目標と一致した活動

伝統を後ろ盾に、ラコステは若者を支援する連帯的な行動の継続に力を注いでおり、当社サプライヤーパートナーと関わりのある地域社会の支援に取り組むことで、より大きな影響を若者に与えるという方針を定めました。こうした背景を踏まえ、ラコステ財団は教育、環境保全、健康プロジェクトを通じて地域社会の生活状態を改善するために積極的な貢献を行っています。この方針の下、当財団は地域住民の直接の利益となる地域プロジェクトを支援しています。数年にわたり拡大してきたプロジェクトには、新しいノウハウの獲得を通じて、あるいは地元の社会的・経済的発展を通じて、長期的に地域社会の生活状態を改善したいというラコステブランドと財団の願いが込められています。
当財団は2025年までに活動の範囲をさらに15カ国に拡大し、地域プロジェクト50件と若者のための新規プロジェクト100件を支援することで、取り組みを強化していく計画です。

■ラコステの取り組みをひとつに束ねたDurable Elegance(持続可能なエレガンス) のアプローチ

ラコステ財団の取り組みはすべて、2021年に発表されたラコステの世界的CSRアプローチ「Durable Elegance(持続可能なエレガンス)」の一環です。Durable Eleganceは、当社が数年にわたり実行する企業目標とCSR行動を具体的に述べたもので、ブランドの取り組みを体現する以下の2つの指針で構成されています。

- 社会的取り組み:世界的に機会の均等を実現する
- 環境的取り組み:循環型経済の原則を実践する
ラコステ ブランド最高責任者/ラコステ財団理事 キャサリン・スピンドラ

「ラコステ財団は、世界で展開しているDurable Eleganceアプローチが支える当社のCSR活動の重要な要素です。ラコステにとってエレガンスは、シックなファッションを超えた特別な意味があり、敬意と謙虚さを持った行動や姿勢を指します。ラコステが重点を置くこうした価値観を財団の軸に据えて、機会の均等を世界的に実現していきます。」

ラコステ財団理事長 ベリル ・ラコステ・ハミルトン

「私の祖父でラコステブランド創設者のルネ・ラコステに端を発する取り組みが受け継がれ、財団によりさらに発展していることを非常に誇りに思います。財団は若者と地域社会の支援を強化するという新しい目標を定めています。“伝えていくこと”は祖父にとって重要な意味を持ち、他のパートナー組織と協力しながら財団が日々活動する理由はここにあります。」

また、関連する団体の代表者から以下のようなコメントが寄せられています。

150年以上にわたり、困難な状況にある若者へトレーニングと教育の提供に取り組んできた団体 Apprentis d'Auteuil (アプランティ・ドートゥイユ) ニコラトゥルエル氏
「スポーツの練習はアプランティ・ドートゥイユにおいて重要な原動力となるもので、若者が自信を養い、学びの場に戻ることを可能にしています。ラコステ財団は15年間、若者にテニスプレーする機会を与え、若者の成功と退学の防止に努める当団体の行動の実現に貢献してくださいました。」

教育、文化、スポーツを通じてブラジルのファベーラ(スラム街) の子供たちの社会的統合に努めているゴル・デ・レットラ 財団の創設者である元サッカー選手のライー氏
1998年フランスパリ・サンジェルマンFCの選手として5年間プレーした後、レオナルド・アラウージョ選手と共に、もっと公平な社会を作る活動に参加して支援したいと考えました。ブラジルで最も公平性に欠けているのは、教育と機会に関する分野です。ラコステ財団は12年間にわたり、リオデジャネイロのカジュー地区に住む8歳から18歳の青少年に向けたスポーツ、教育、職業訓練を組み合わせたプログラムを支援してくださっています。このプログラムは、若者がもっと選択肢の多い明るい未来のために準備する機会を提供しています。」

ニューヨーク市民に無料のアート、スポーツ、教育イニシアチブを提供しているニューヨーク市のシティー・パークス財団 ヘザー・ルボブ氏
「ラコステ財団は2010年より一貫したシティー・パークス財団の後援者として、若者向けの無料のテニスとゴルフプログラムの運営継続を支援してくださっています。ラコステ財団の寛大なサポートはニューヨーク市の全5地区のリソースが不足しているコミュニティの若者に届けられ、子供たちが生涯、テニスとゴルフを楽しむのに必要な技術を伸ばす助けとなっています。当財団のプログラムの一環として、Durable Eleganceプロジェクトを通して優れた才能を持つジュニア選手の後押しとなるメンター制度を実施できることを嬉しく思います。ラコステ財団の15周年に祝福の意を表します。」

イスラエルテニス教育センター最高経営責任者(CEO) エレズ・バイダー氏
「当センターは10年にわたる、ラコステ財団との良好な相互扶助関係を誇りに思います。ラコステ財団は個人や家族の貧苦を含むさまざまな困難に直面している子供たちの人生に真の変化を促す、イスラエルの社会的・地理的に周縁化された層での社会影響プログラムに貢献してくださっています。非常に苦しい出発点から当センターにやって来る子供たちは、ラコステ財団の支援により、生涯楽しめるスポーツとしてだけでなく、人生そのものに欠かせない手段でもあるテニスの基礎を身につけています。これはまた、社会的で価値観に基づいたモラル・リーダーシップの証しでもあり、子供たちとその家族、地域社会、そして社会全体に決定的な影響を残すものです。自分の言葉に耳を傾けてくれる人、抱擁、温もりある暖かな家を必要とする子供たちにより良い本物の未来を創り出すことほど、充足感を与えてくれるものはありません。自分自身を表現し、自らの可能性を発揮し、大きな夢を持った普通の子供でいられる平等な本当の機会が必要です。ラコステ財団との協力により、当センターは子供たちがこれを実現し、テニスでも人生においても、一つ一つの自分の選択と自分の進む道に従ってどんなことだって可能なのだという自信を子供たちに持ってもらえるよう支援していきます。」

ジェルバ・ゴルフ・スポーツ協会会長 パトリシア・ヘンディリ氏
「ラコステ財団とゴルフ・スクール・フォー・オールはいわば、過去13年におよぶ、共通する価値観に基づいた偉大な人道的冒険をしています。ゴルフ・スクール・フォー・オール・プロジェクトは長年にわたって進化を果たしてきました。その原動力となってきたのは傑出したスポーツマンで人道主義者のルネ・ラコステ氏が支持してきた価値観、つまり努力、粘り強さ、他者と環境を尊重した自らの限界の突破です。当プロジェクトの基本理念である“無料でアクセスできること”、“同一であること”は、機会の均等の支えとなります。ゴルフ・スクール・フォー・オールは若者が自信を得ながら、他者に対する寛大な気持ちを養うことで、社会人としての人生と社会生活に役立つチーム精神を培える特別な環境を提供しています。」

アジアを中心に“遊び”によってすべての子供たちの可能性を開く活動を続ける組織「ライト・トゥ・プレー」のナショナル・マネジングディレクターを務めるスヴェン・シュローダー氏
「ライト・トゥ・プレーではサポートが必要な子供たちと若者の人生に持続可能な変化を生み出す上で、スポーツと遊びの力を強く信じています。特にアジアで共に活動しているラコステ財団は、同じ信念を分かち合う支援者でありパートナーです。遊びの力を借りて逆境を跳ね返せるよう、力を合わせて子供たちを守り、教育を提供し、勇気づけています。」

ライフ・プロジェクト・フォー・ユース(LP4Y)共同創設者 ロル・デラポル氏
「LP4Yはラコステ財団がフィリピンにおいて、極度の貧困に苦しむ若者と排斥の被害者の職業的・社会的包摂に資する革新的な解決策の構築を使命としています。LP4Yはすべての若者が可能性を持っており、起業家としての思考法を伝授して若者を支援することで、自らの人生の主人公になれると確信しています。LP4Yのサポートを通じて、ラコステ財団は包摂的で持続可能な豊かな世界に貢献しています。」


■ラコステについて
最初のポロシャツを製造した1933年以来、ラコステはオーセンティックなスポーツの伝統を土台に、ウィメンズ、メンズ、キッズ向けのユニークでオリジナリティのあるライフスタイルを通じて、はつらつとした明るさとエレガンスを世界に広めています。スポーツとファッションを融合させたラコステは、着る人を解放し、日常に“動き”を生み出し、自由な自己表現を可能にします。すべてのコレクションラインで、創造性と伝統の調和を通じて時代に左右されないラコステならではのエレガンスが表現されています。ブランドの創設以来、ワニのロゴが放つオーラは世代を超えて着る人に受け継がれています。その中でさらに輝きを増し、ただのデザインにとどまらないブランドを象徴するエンブレムへと成長しました。国から国へ、世代から世代へ、ファンからファンへと広がってきたラコステのアイテムは、ブランドとの心のつながりを感じさせるアイコンとして現在のステータスを確立しました。普遍的でいつまでも色褪せないラコステのエレガンスは、すべての人が互いの価値観と違いを尊重し認め合う、広大なコミュニティを築き上げています。

ラコステはMFブランズ・グループ(MF Brands Group)傘下のナショナルブランドで、現在98カ国で1,100店舗のネットワークを通して展開しています。ラコステの詳しい情報については、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://corporate.lacoste.com/

配信元企業:株式会社 ラコステ ジャパン

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ