パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペが、同点の場面で自ら得たPKのキッカーを譲った。

PSGは19日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループA第3節でホームにRBライプツィヒを迎えた。好調を維持するムバッペも先発出場。9分にはカウンターから先制点を奪い、チームに勢いをもたらした。

難敵を前に一時は逆転を許したPSGだが、67分にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのゴールで追い付くと、6分後にはムバッペの仕掛けからPKを獲得。当然、自らが蹴るのかと思いきや、起き上がりざまにムバッペメッシを指差し、「蹴りなよ」というようなジェスチャーを見せた。

FWであれば自ら得たPKを蹴りたいと思うのが当然だろう。だが、勝ち越しのチャンスという重要な局面で、ムバッペは名手に任せることを選択。メッシムバッペの期待に応え、見事なパネンカを決めて再びリードをもたらした。

PSGは終了間際にもPKを獲得すると、今度はムバッペがキッカーを務めた。だが、キックは残念ながら枠外に。試合はそのまま3-2でホームチームが勝利したため、結果的にPKを譲ったムバッペの判断はファインプレーとなった。



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