チャンピオンズリーグ(CL)のグループG第3節、レッドブルザルツブルクvsヴォルフスブルクが20日に行われ、ホームのザルツブルクが3-1で勝利した。

1勝1分けでグループ首位に立つザルツブルクが、2試合連続ドローで3位のヴォルフスブルクをホームで迎え撃った一戦。

試合は開始早々にホームチームがスコアを動かす。3分、自陣深くからのロングカウンターの場面で中央をドリブルで持ち上がったゼイワルドが背後を狙うアデイェミにスルーパス。このパスはDFムバブの守備範囲だったものの、うまくボールをかっさらったアデイェミがそのままボックス内に持ち込み左足で流し込んだ。

軽率な形から先手を奪われたアウェイチームは以降もバタつく状態が続くが、15分には右CKの場面でアルノルトの右足インスウィングのクロスをゴール前のルーカス・エンメチャが頭でわずかにコースを変えて左隅へ流し込み、早々にスコアをタイに戻した。

以降は互いに勝ち越すチャンスがあったものの、相手の粘りの守備を崩し切れず、均衡が保たれたままハーフタイムを迎えた。

後半は再びザルツブルクペースで試合が進む中、その流れ通りに勝ち越しゴールが生まれる。65分、右CKの場面でゴール前に混戦が生まれると、こぼれ球に反応したオカフォルが冷静に流し込んだ。

その後、互いに交代カードを切って試合の流れに変化を加えていくと、ザルツブルクが3点目を奪い切る。再びCKの場面で途中出場のベルナルドが競り勝ったボールを、ゴール前のオカフォルが胸トラップから冷静に蹴り込んだ。

そして、このまま危なげなくリードを守り切ったザルツブルクが2連勝で首位キープに成功した。

また、同日行われたリールvsセビージャは0-0のドローに終わった。

ここまで2試合連続ドローでグループ2位に位置するセビージャは、1敗1分けで最下位に沈むリール相手にグループステージ初勝利を目指した。

試合は立ち上がりからボールを握ったセビージャペースで進んでいき、前半はラファ・ミル、スソ、オカンポスの3トップを中心にアウェイチームがより多くの決定機を創出。しかし、相手DFの見事なゴールカバーに阻まれるなど、最後のところでうまくいかない。

ゴールレスで折り返した試合は後半も拮抗。互いに前線を中心にメンバーを入れ替えながらゴールを目指す。完全に1点勝負の様相を呈した中、後半はホームチームがよりゴールに迫る場面を作ったが、セビージャの堅守を脅かすまでには至らず、痛み分けのドローに終わった。

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