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危険な状態を放置しているような職場やブラックな企業は、長く働き続けることが難しい。キャリコネニュースで実施中の「会社を即行で辞めた」アンケートの回答には、読者からの危うい体験談が寄せられている。(文:コティマム)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

「不眠不休21時間労働を強要された」

埼玉県の40代女性は、介護の職場を半年間で退職した。介護を必要とする入居者がいる職場であるにもかかわらず、環境は良くなかったと明かす。

「裏シフトと表シフトがあり、職員の喫煙に関してもいい加減で、煙草を吸いながら入居者様の食事作りを行う。喘息の入居者様もいるため、せめて調理中は煙草を吸わないようにお願いすると、『キッチンでの喫煙禁止になった』と逆恨みをされ、(入居者の)服薬の申し送りさえ貰えず、仕事ができなく辞めました」

喫煙に対し意見を言った女性は、同僚から嫌がらせをされてしまった。また「居眠り職員のために残業させられ、不眠不休21時間労働を強要された」と労働環境も悪かったという。女性は「辞めて良かったです」と退職に満足している。

劣悪なリサイクル収集会社「車庫も停車位置も適当で汚い。いつも、過積載」

兵庫県の50代男性は勤めていたリサイクル収集会社で大変な目に遭い、2日で退職した。

作業用の服、道具、消耗品全て自前。雑な教え方、運搬車は整備不良で修理しない。車庫も停車位置も適当で汚い。いつも、過積載」

こうした車両管理ではいつ事故が起きてもおかしくない状況だが、実際に事故が起きてしまった。

高速道路で過積載が原因でパンクし停車。そこへ、走って来た車が追突」

事故が起きるような労働環境のうえ、給与面でも不信感があったという。

「給料は賞与もあり、良いような感じがする書き方だったが、体験入社で労働があったにもかかわらず、試用期間ではないので支払わない」

男性は見切りをつけて退職したが、「本当に辞めて良かった」と綴っている。

「このような車両で仕事をしていたら、免許証無くなるところだった。後々、役員、社長は警察に検挙され書類送検された。もしかすると、自分も……」

危険な職場に長くいるのは禁物だ。

介護施設を半年で退職した40代女性「タバコ吸いながら入居者の食事を作っている人がいた」