昨年情報解禁されたマドンナの伝記映画の準備が、順調に進んでいることを本人がインスタグラムで明らかにした。

 彼女は、「“マダムX”の成功に、私の脚本がほぼ完成していることに、そして美しい子供たちのサポートに感謝!」とキャプションをつけ、9枚からなるフォト・ギャラリーを投稿した。この”マダムX”とは、2021年10月8日からParamount+で配信が開始された、【マダムX・ツアー】のコンサート・フィルムのことを意味していると見られる。

 投稿された写真のマドンナは、黒いレザーの衣装に白いサングラスをかけ、アレキサンダーマックイーンがデザインしたゴージャスなラグの上で脚本に目を通している。よく見るとそこには、1979年にバンドのブレックファースト・クラブでドラムを叩いていた時代や、1990年の【ブロンド・アンビション・ワールド・ツアー】などのトピックが書かれている。

 また、6人の母親である彼女は、2003年にスティーブン・クラインとコラボレーションしたアート作品「X-STaTIC PRO=CeSS」のビジュアルの前で、何人かの子どもたちが写っている写真も公開している。

 ハッシュタグには、1枚目の写真の背景に写っている、マドンナのインスタグラムでお馴染みの脚本家エリンクレシダウィルソン(『セクレタリー』)の名前が挙げられている。マドンナの伝記映画の脚本は、オスカー受賞者であるディアブロ・コーディ(『JUNO/ジュノ』)も共同執筆することが先日発表されている。

 マドンナは以前、米誌ローリングストーンとのインタビューで、脚本をまとめるのに苦労したことを明かし、“これまでで最も消耗し、困難な経験だった”と語っていた。「子どもの頃から今までのすべてのディテールを思い出さなければならないのだから、ある意味、心理療法のようなものね」と彼女はコメントしていた。

 マドンナの伝記映画のキャストはまだ発表されていない。彼女は共同脚本家、プロデューサー、監督としてクレジットされている。

マドンナ、自身の伝記映画の脚本が“ほぼ完成している”とインスタで明かす