富士急行株式会社(本社:山梨県富士吉田市、取締役社長:堀内光一郎)は、富士山の森の間伐材を活用した取り組みの第二弾として、先月副駅名を導入した富士急行線「谷村町<谷村城下町>駅」の木製入場券を2021年10月23日(土)より発売いたします。


 これは、本年6月に山梨県都留市との間で締結した「SDGs推進に係る連携協定」に基づく、持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環で、富士山の豊かな自然を守りながら、「富士の麓の小さな城下町つる」のイメージを広く発信したいという思いから実施するものです。谷村町<谷村城下町>駅前の観光案内車「つるビークル」(期間限定:10/23~11/7 9:00~12:00)などで販売いたします。

 谷村町駅周辺は、戦国時代江戸時代にかけて、谷村城とその詰城である勝山城を中心とした城下町として栄えてきました。今回制作する木製入場券は、郡内領主であった小山田氏の家紋「丸に抱き沢瀉(まるにだきおもだか)」と谷村藩主であった秋元氏の家紋「秋元瓜(あきもとか)」を入れ、富士山の形に型抜きした木札のようなデザインになっており、裏面は都留市の木「赤松」が描かれた赤富士と、都留市の花「梅」が描かれた青富士の2種類があります。この色付けは、地域で就労支援を行う福祉サービス事業所『富士北麓聖ヨハネ支援センター』の利用者の皆さんが行っており、型抜きをつくり、絵具・インキ・染料をすり込むステンシルという技法で丁寧に色を重ねていくことで、1枚1枚少しずつ色合いの異なる手作りならではのぬくもりが感じられる入場券となっています。

 なお、谷村町<谷村城下町>駅では、10月23日(土)~11月7日(日)の期間、「駅からハイキング」も開催いたします。これは、JR東日本が主催する季節に応じた地域の魅力を楽しむ参加費無料のウォーキングイベントで、富士急行と共同開催するコース『心惹かれる山城「勝山城」と谷村城下町の歴史散歩』は、谷村町駅をスタートし、戦国時代から江戸時代にかけての山城である勝山城跡をはじめ、「富士の麓の小さな城下町つる」の歴史を感じられるコースとなっています。

 今後も富士急行では、環境配慮や地域の活性化に積極的に取り組んで参ります。

【谷村町<谷村城下町>駅 木製入場券 概要】
 富士山の森の間伐材を使った木製の入場券です。郡内領主であった小山田氏と谷村藩主であったの秋元氏の家紋を入れ、富士山の形に型抜きした木札のようなデザインになっており、裏面は都留市の木「赤松」が描かれた赤富士と、都留市の花「梅」が描かれた青富士の2種類。『富士北麓聖ヨハネ支援センター』の利用者の皆さんが1枚1枚丁寧に色付けをした地産地消の手作り入場券です。
■商品名
谷村町<谷村城下町>駅 木製入場券
■サイズ
約6.5cm×8cm
■発売日
2021年10月23日(土)
■価 格
各600円(税込)
■種 類
赤富士、青富士
■販売箇所
・谷村町<谷村城下町>駅前ロータリー「つるビークル
※10/23~11/7の9:00~12:00のみ
富士急行線「都留文科大学前駅」
・公式オンラインショップ「富士急のりもの百貨店
https://fujikyu.theshop.jp/
■問合せ先
0555-22-7133(富士急行線富士山駅


【駅からハイキングについて】
 JR東日本が主催する、季節に応じた地域の魅力を楽しむ参加費無料のウォーキングイベントです。
詳しくはこちら。
https://www.jreast.co.jp/ekihai/


【「駅からハイキング」の利用にお得なきっぷ】
 大月~谷村町間の往復乗車券とミュージアム都留入館券が付いたお得なきっぷを販売中です。都留市内の対象店舗で“かえりの切符”を提示すると素敵な特典もございます。かつて城下町として栄えた谷村町駅周辺のレトロな町並みや昔懐かしい歴史文化を探訪してみてはいかがでしょうか。
■名 称
谷村城下町歴史探訪きっぷ
■金 額
大人:1,100円、学生:1,000円、小人:500円
■販売期間
2021年 9月14日(火)~11月30(火)
■販売箇所
富士急行線大月駅


富士急グループのSDGsの取り組み】
富士急グループは、ESG経営を実践し、事業を通じて社会的な課題を解決することで、地域社会の発展と国際目標「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に取り組んでおり、SDGsビジョンとして「2030年までに、環境目標を『負荷ネットゼロ&貢献』とし、富士山エリアを『リゾートシティ』とする、持続可能な地域社会を実現する」ことを目指しております。

配信元企業:富士急行株式会社

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