コインランドリーは大量の洗濯物でも一気に洗濯・乾燥できるのでとても便利なのだが、待っている時間がもどかしい。今はカフェが併設されていたり、時間を知らせてくれる所もあるが、個人的にはこのコインランドリーなら余裕で待てる。
ゴールデンレトリバーが洗濯機や乾燥機の上にグデっと横になり、店番風情を醸し出してくれているのだから。犬みてるだけで小一時間くらいあっという間だ。
アメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコにある「ラーキンストリート・ランドリー」に行くと、特別な出会いが待っているかもしれない。ねらい目は閉店間際だ。
閉店時間が近づくと、店に掃除や片付けにやってくる店主は、8歳のゴールデンレトリバー、コディを連れてやって来る。
コディは作業を手伝うわけではない。店主が作業をしている間、洗濯機の上にのり、グデっと横たわっているのが仕事なのだ。
店主は他にも犬を飼っており、ときに2匹と遭遇することもある。
コディの前は先代の犬が店番を務めていたそうだ。先代は決して洗濯機の上にのぼるようなことはなく、じっと椅子に座ってお客さんの様子をながめていたという。
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だがコディは少々やんちゃで、椅子にじっと座っていられない。椅子から小さな洗濯機、そして大きな洗濯機へと登る方法をあみだした。
さらにコディは怠け者なところもあり、洗濯機の上で横になりながら、おやつを食べるのが日課になってしまったという。
高いところから見下ろす王様気質のコディ
人に注目を浴びるのが好きだが、自分から近づくよりも、むしろ相手に近づいてきてほしいタイプのコディは、自由気ままにコインランドリーの中で過ごしている。
大きな洗濯機の上で人々を見下ろすことは彼にとって至福の時間のようだ。
いずれにせよ地元では人気の存在となったコディ、おかげでコインランドリーの稼働率は上々のようだ。
ちなみに、店主は他にも犬を飼っている。コディや他の犬たちの日常はInstagramのアカウント「codytheretriever」で見ることができる。
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