収入に対する不満

収入に対する不満

1990年代の初頭、バブル崩壊のあおりを受けて就職氷河期が訪れた。この時期に不本意な就職を余儀なくされた世代のなかには、現在も経済的に困っている人も人もいる。千葉県の40代後半女性は、キャリコネニュース編集部に厳しい現実を明かした。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ

「給食費や教材費など月に1万円前後を払うのもやっと」

女性は夫婦共働きで世帯年収480万円。子どもは1人だ。収入の内訳や就職氷河期世代の夫の労働条件について、女性は赤裸々に綴る。

「勤続17年で40代前半の夫の年収は350万円。昇給は年に1回数千円。昇給してもその額だけ税金や社会保険料も増えてるためか、就職当初から現在まで収入が増えた実感がないなか、さらに消費税増税が追い打ちをかける。夫の勤務は24時シフト制で土日祝日関係なし。共働きをしていたが、(私は)出産・育児で体調を崩しパート勤務に変更。年収は130万円」

首都圏で家族3人、現在の世帯年収で生活していくのは大変なようで、

子どもは1人しか考えられず、教育にはお金をかけられない。塾も無理で、古本屋で購入するドリルや参考書を使って、親が教えることしかできない。公立小中学校の給食費や教材費など、月に1万円前後かかる費用を払うのもやっと」

と女性は嘆く。続けて、生活水準に対する不満を吐露していた。

「自宅は駅から遠い中古マンション、車はリース軽自動車。外食は月1回ファミレス程度。旅行は5年に一度、国内2泊程度。そんな生活くらいしかできず、勤労のモチベーションをまったく保てない」

就職氷河期世代の夫を持つ世帯年収480万円の女性「就職してから現在まで収入が増えた実感がない」