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ラサール石井(66)のTwitterでの発言が波紋を呼んでいる。

ラサールは10月21日、自身のTwitterで朝日新聞の記事を引用。内容は、安倍晋三元首相(67)が「立憲民主党が政権を握れば、日米同盟の信頼関係は失われてしまうのは間違いない」と街頭演説で訴えたというもの。そして「どうなるかいっぺん試してみたら?/そちらも『コロナ禍に自民政権だったせいで死ななくていい人まで死んだ』人体実験を試したんだから」とツイートしたのだ。

自民党政権によるコロナ対策を「人体実験」と表現し、政権批判を繰り広げたラサール。だがこの「人体実験」という言い回しを巡って、Twitter上では非難の声が続出している。

《言っていいことと悪いことがあるでしょうが。そんなことも分からんのですか。情けない……》
《コロナ禍でずっと感じてはいましたが、こういうツイートを見てしまうと、ますます本当に怖いのはウイルスではなく人だと感じますよ。自らの主張のために人体実験なんて単語を使い、亡くなられた方までも利用するんですね》
《これはアウトですね。『政府が人体実験をした』という明確な根拠を示さないと単なる誹謗中傷。こんな発言をすると、貴方の全ての発言に信憑性が無くなりますよ》

さらに《志村けんさんも人体実験の材料だったのですか?言葉を選ぶべきですよ》など、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったコメディアン志村けんさん(享年70)の名前を挙げたコメントもあった。

志村さんの主演舞台「志村魂」で脚本・総合演出をラサールが務めるなど、親交の深かった2人。志村さんが亡くなった際、ラサールは本誌に「もっともっと笑わせて欲しかったけど、ゆっくり酒を飲んで休んでください」と追悼文を寄せていた。

たとえ盟友の死を受けてヒートアップしていたとしても、あまりにも不適切すぎると批判が殺到したラサールの発言。投稿は22日時点で削除されておらず、波紋は広がっている。