新作SFエンターテインメント映画「カオス・ウォーキング」が11月12日(金)に公開決定。そしてこの度、ストーリー本編の導入シーンが特別に解禁された。

【写真を見る】女性のいないニュー・ワールドで唯一の女性になってしまったヴァイオラは現地生まれのトッドと出会う

アメコミヒーロー×光の騎士×北欧の至宝

ガーディアン賞、カーネギー賞など、数々の名立たる文学賞を制するパトリック・ネスの傑作SF小説を映画化した本作。

監督は大ヒットメーカーのダグ・リーマン。主演は英国からハリウッドへ進出し、今や世界中から愛されている「スパイダーマン: ホームカミング」(2017年)から始まった“新”スパイダーマンシリーズのトム・ホランド

共演には「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」レイ役でスターダムを駆け上がったデイジーリドリー

さらに「北欧の至宝」ともあだ名される21世紀を代表する名優マッツ・ミケルセン

いたるところちりばめられた謎。そして“ノイズ”によって、頭の中の思考や想像が露わとなる面白さに加えて、生まれて初めて女子を見る青年を演じるトム・ホランドの初々しさ爆発の演技。謎と“ノイズ”、それに10代の瑞々しい感性がミックスされた新感覚のSF映画に仕上がっている。

■解禁された映像は…

今回解禁された映像は、ヴァイオラ(デイジーリドリー)ら地球人を乗せた宇宙船が墜落するSF的醍醐味の詰まったワンシーン。

地球にうり二つの新世界<ニュー・ワールド>の大気圏突入まで37秒というところだが、新世界からの反応はない。「果たして地球からの入植者たちは生存しているのだろうか?」と疑問を投げかけるクルーたちの顔は期待と不安が混じった表情が見て取れる。

無重力空間を移動し、着陸態勢を整えるヴァイオラたち。大気圏突入時の温度は1649度。激しい火花と震動が機体全体を覆う。ところがそのとき突然、謎めいたオーブが機内に充満、それと同時にヴァイオラの耳には男性クルーの「おしまいだ!死ぬんだ!」「死ぬのが怖い」「逃げろ!」「なにが起きている!?」という声なき声が響き渡る。

異常な衝撃と異常な事態。船内はまさに“カオス”を極める。

そしてこのオーブこそ<ニュー・ワールド>にひしめく“ノイズ”という現象だった。

■ストーリー

西暦2257年、〈ニュー・ワールド〉。そこは、汚染した地球を旅立った人類がたどり着いた〈新天地〉のはずだった。だが、男たちは頭の中の考えや心の中の想いが、〈ノイズ〉としてさらけ出されるようになり、女は死に絶えてしまう。

この星

で生まれ、最も若い青年であるトッド(トム・ホランド)は、一度も女性を見たことがない。ある時、地球かやって来た宇宙船が墜落し、トッドはたった一人の生存者となったヴァイオラと出会い、ひと目で恋におちる。ヴァイオラを捕えて利用しようとする首長のプレンティ

ス(マッツ・ミケルセン)から、彼女を守ると決意するトッド。二人の逃避行の先々で、この星の驚愕の秘密が明らかになっていく。

映画「カオス・ウォーキング」/(C)2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.