中国のポータルサイト・百度に20日、品質が高いことで知られる日本の果物の中でも特に有名な青森のリンゴについて紹介する記事が掲載された。
 
 記事は、日本の果物の品種はいずれも非常に優れており、中国の市場に出回っている果物の多くも日本から取り入れた品種であると紹介。現在中国で販売されているブドウの大部分が、基本的に日本の品種の改良版であるとし、本土の品種に比べて生産量が多い上に糖度が高く、水分も多いと伝えた。
 
 そして、数ある日本の高品質な果物の中でも特に有名なのが青森のリンゴであると指摘。青森県リンゴの栽培面積が非常に広く、その生産量は日本全体の56%を占めているとしつつ「生産量が多いと品質がついていかないと思うかもしれないが、実際は佐に非ず。青森のリンゴは水分たっぷりで食感もよく、しつこくない甘さで、品質が高い完璧なものなのだ」と紹介している。
 
 その上で、青森県が質の高いリンゴを大量に生産できる理由について、リンゴ栽培に適している地理的な条件を持っている点を挙げた。まず、日本の北部に位置する青森は気温が低く、リンゴの生育に適しているほか、降水量が比較的少ないことも雨などの水分を嫌うリンゴが安全に実を大きくし、色づくのに向いているとした。さらに、昼夜の寒暖差が比較的大きいことで、果実に糖分が蓄積しやすいのだと伝えた。
 
 記事はさらに、リンゴ栽培において地理的、気候的環境が重要であるだけでなく、人間による管理もリンゴの生産量や品質を大きく左右すると指摘。青森県では比較的早い時期からリンゴの成長を管理する体系が構築されてきたとし、リンゴ農家たちがリンゴの栽培に大量の心血を注いでいるとした。そして、枝に日光が満遍なく当たるように余計な枝を切り落とす剪定や、樹木に効率よく栄養を行き渡らせるための施肥や除草、同一品種の花粉では着果しないため、他品種の花粉を人工的に受粉させる作業など、収穫までに実に多くの細やかな作業が行われており、「これらの作業が少しでも欠ければ、優れた品質のリンゴはできなくなってしまうのだ」と説明した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

どうして日本の青森リンゴは、こんなにおいしいの?=中国メディア