リトアニアのスードゥヴァに所属する、サッカー元日本代表の本田圭佑選手が、自身のYoutubeを更新し、日本の『公園ルール』について言及しました。

発端は、2021年8月にTwitterに投稿され、大きな反響を呼んだこちらのツイートです。

騒音に対する苦情、ボール遊びが禁止など、「子供が自由に遊べない公園が多い」という点に異議を唱えた本田選手。

2021年10月17日、Youtubeを更新し、改めて同テーマに触れました。

海外の人に子供の公園の利用方法について聞いたら…

本田選手は、上記の問題について、海外の意見を紹介しています。

動画内のインタビューでは、下記のような返答がありました。

・公園だもの、うるさくて当たり前よ。

・公園で遊ぶことは子供にとって大切なことだ。子供が遊ぶために公園はある。

・公園は子供が遊ぶためにあるのよ。だってアパートでボール遊びできないでしょう?

・大声で遊ばせることを理解するべき。そうやって社会性を身につけていくんだから。

回答した人に共通しているのは、「子供はうるさくて当たり前」「公園は子供が遊ぶための場所」という認識を持っていることでした。

本田選手は「うん、彼らは正しい」と見解を述べた上で、日本の公園についてのネガティブな意見に対し、英語で持論を展開しました。

問題は『公園側が』ボールで遊ばせることを禁じていることなんだ。

そうオフィシャルに!それが問題だよね。

Keisuke Honda / 本田圭佑 ーより引用

本田選手は、もし子供が遊んでいて、危険なことがある場合は、周りが注意すれば済む話であり、公園がボールで遊ぶこと自体を禁じている点に、「納得がいかない」と述べます。

大人は子供を自由に遊ばせてあげられればいいんだよね。

それで子供がもし間違えてしまった時に「それはやりすぎだよ!」とか言ってあげればいいんだ。

そして子供だって大人に叱られることで徐々に学んでいくんだ。

自分たちは何ができるかってことをね。

現状は子供が公園で何もチャレンジできないだろう? 

それはおかしいよ。俺たち大人は理解しなければならないんだ。

大人はこの問題についてもっと語る必要がある。

さもなくば公園って何の意味があるの?ってことになる。

すべての人たちにとって公園って必要であるべきでしょ?

Keisuke Honda / 本田圭佑 ーより引用

このように語った本田選手は、「反対意見があるのは分かるけど、やっぱり子供は公園で遊ばなアカンよ。俺もめっちゃ遊んだもん」と、最後は日本語で動画を締めくくったのでした。

動画内のコメント欄には、さまざまな意見が集まりました。

【ネットの声】

・そうだ!公園とは子供が自由に遊ぶものだ!

・住宅地に隣接する小さな公園は、道路にボールが飛ぶなど危険も多い。禁止の理由も少し分かる気がします。

・そもそも公園が狭すぎて、サッカーキャッチボールも満足にできなかった。

・ひと言で子供といっても、さまざまな年齢層があるので、それぞれ違うよなぁと思いました。

子供にとっても大人にとっても、公園は気持ちのよい空間であってほしいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
@kskgroup2017Keisuke Honda / 本田圭佑