ローマジョゼ・モウリーニョ監督がナポリ戦の退場劇を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

ローマは25日、セリエA第9節でナポリと対戦した。無傷の開幕8連勝と勢いに乗る相手を本拠地に迎えての一戦。試合は両チームともにゴールに幾度となく迫り、どちらに転んでもおかしくない拮抗した展開が続いたが、ゴールレスドローに終わった。

得点は生まれずとも、見どころ満載となったこの一戦だが、内容以上に注目を集めたのが指揮官の退場劇。モウリーニョ監督は、19分にレフェリングへの抗議で警告を受けると、81分にも執拗に相手チームのファウルをアピールして、2枚目のカードをもらい、退席処分を受けた。

なお、試合後にはナポリルチアーノ・スパレッティ監督も審判の判定を揶揄する拍手のジェスチャーを見せたことから、レッドカードが提示され、指揮官が2人とも退席処分を受けるという珍事となった。

試合後、モウリーニョ監督は自信の退場を振り返り、判定に不満を語った。

「なぜ退場になったかはわからない。私は判定に満足できず、自分のためにボールを要求していただけだからだ。特に特別なことはしていない。審判を散歩に誘ったわけでもない」

その一方で、「スパレッティも私も退場になったが、審判が悪かったとは言えない。ポジティブでバランスのとれたを判定をしてくれていると感じた。誰もが最高に幸せな試合にはならなかったが、結果は公平だという気持ちを持っているだろう」と、審判を擁護する姿勢も見せた。

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