2014年夏にバーゼルからボルシアMGに加入して以降、9シーズンに渡って正守護神を務めるゾマー。身長183cmとGKとしては小柄ながら、抜群の反射神経とポジショニングから繰り出すシュートストップを武器に、ブンデスリーガ屈指の守護神に上り詰めた。

2012年からはスイス代表にもメンバー入りしており、ここまで70キャップを記録。今夏に開催されたユーロ2020ではラウンド16で優勝候補のフランス代表と対戦し、PK戦で相手FWキリアン・ムバッペのキックをストップしてみせ、母国を同大会ベスト8に導いた。

そんな32歳のゾマーはドイツ『キッカー』のインタビューで、できるだけ長く現役を続けていたいと語った。

「40歳になってもゴールマウスに立っていたい。それを目指しているし、その姿を明確にイメージできるんだ。なんでだろうか」

「僕の理想は40歳になっても、朝起きたらすべての骨が正しい位置にあること。そして、鏡を見ながら『今日もトレーニングに行くことができて、幸せだ』と自分に言い聞かせることだよ」

「僕は数年後もプレーするためにたくさんの投資もしている。栄養補給からメンタルワークまで長く健康でいるために必要なすべてのことをやっているよ」

また、2023年までとなっている現行契約についても言及。延長に前向きな姿勢を示した。

「2023年以降も喜んでここにいたいよ。こんな野心的なクラブで、これだけ長い間レギュラーの座に就き、順調にサッカーができるのは当たり前のことではない。僕にとってボルシアMGは素晴らしいクラブなんだ」

「契約があと1年半も続くことに満足しているし、かなりリラックスしているよ」

さらに、「僕の大きな目標は、グラッドバッハでタイトルを獲得することだ。もちろん、DFBポカールもその一環だ」ともコメント。クラブでのタイトル獲得を目標に掲げた。

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