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マイカ・ルブテの最新曲「Zenbu Dreaming」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

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「Zenbu Dreaming」は10月20日に配信リリースされたマイカ・ルブテの最新アルバム「Lucid Dreaming」のラストに収録されているリード曲。恋、愛、性によって紡がれていく命や人生の不思議さが表現されている。

MVでは「夢と現実が1つの物語としてクロスオーバーする」というアルバムのコンセプトにちなみ、まるで夢と現実を行き来しているかのように、マイカがオープンカーでさまざまな場所や時間を旅する様子が描かれている。監督はマイカのオンラインライブのディレクションや、代表曲「Show Me How」のリリックビデオも手がけた映像作家・大野要介が担当した。

マイカ・ルブテ コメント

このアルバムは、私の意識と無意識が混在した作品にしようと思い、夢の中で聴いた音楽も収録しました。それは実験のつもりでの試みでしたが、完成してみたら実験かどうかなんてことは重要ではなかったです。社会的な分断が目立った2020年以降、私たちの唯一の共通点はなんだろうって考えました。人々が個として存在していること。その数だけ真実があること。いつか身体は動かなくなること。ただ、個人がこの世界を内包しているのか、世界が個人を内包しているのか、考えても答えは見つかりませんでした。制作中、自分の中のアイデアや感情と向き合ううちに収拾がつなくなり、いちどは完成を諦めかけたのですが、私は自分自身のために、この作品を残す必要がありました。アルバム全体を1曲として聴いてくれたらうれしいです。

マイカ・ルブテ「Zenbu Dreaming」ミュージックビデオより。