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「小室さんと共に、温かく、居心地が良く、笑顔あふれる家庭をつくることができれば、うれしく思います」

婚約内定会見で、そんなささやかな願いを口にしてから4年あまり――。眞子内親王はようやく小室圭さんとの結婚を成就させ、「小室眞子さん」としての新たなスタートを切る。

4年前の時点では、結婚披露宴は帝国ホテルで盛大に開かれるはずだった。しかし、結婚に関する儀式はいっさい取りやめに。

秋篠宮さまは、いまだに小室さんとの結婚に反対なのだという。そのお考えは、小室さんへの対応にもはっきりと表れていた。

10月18日、小室さんは秋篠宮ご夫妻に挨拶するため赤坂御用地へと向かった。だが、案内されたのはお住まいではなく、行事などで使われる赤坂東邸だった。しかも、およそ3年ぶりの対面にもかかわらず、30分もたたずに面会は終了したという。24日にも小室さんは会見の打ち合わせのため赤坂御用地を訪れたが、このときも赤坂東邸に通されたという。

「小室さんを眞子さまの結婚相手として認めたわけでも、許したわけでもない――。その考えをはっきり示すため、秋篠宮さまは小室さんに、秋篠宮邸への“出入り禁止”を通告されたのでしょう」(宮内庁関係者)

翌日の10月19日眞子さまは宮中三殿を参拝。しかし、あくまで“私的”な参拝とされ、十二単ではなくロングドレス姿で、社殿には上がらず庭上での参拝となった。皇室担当記者は眞子さまの心情をおもんぱかる。

「待ちに待った結婚にもかかわらず、皇室として祝福するムードもなく、秋篠宮ご夫妻も厳しい姿勢を崩していません。眞子さまのお写真を拝見すると、ずいぶんとおやせになっているのがわかります。はたして、ここまで苦しむ必要があったのでしょうか……」

結婚を前に、眞子さま10月23日、30歳の誕生日を迎えた。誕生日に際して公開された写真では、妹の佳子さまと一緒に明るい表情を見せてはいるものの、マスクをつけていない眞子さまの顔は“激やせ”といっていい。

前出の皇室担当記者は、その中の1枚が気になったという。

眞子さまが烏瓜に触れている写真です。心身が限界に近い中でも、眞子さまはこの写真に強い決意を込められたのだと思います」

■和歌に小室さんへの思いを匂わせて…

今年3月の歌会始で、眞子さまは《烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に》という歌を詠んでいた。

宮内庁は、烏瓜の実が秋の色に染められていくように見える様子を詠んだ歌だという解説を添えていたが、前出の皇室担当記者は「小室さんへの愛を込めた歌だとみて間違いない」と語る。

「烏瓜には『よき便り』という花言葉があります。その烏瓜の実が秋の色に染まる……。つまり、この秋に、結婚という“よき便り”が来るようにと願われた歌だったのです。

眞子さまも、ご自身の歌がそのように解釈されていたことはご存じだったはずです。小室さんとの結婚が歌のとおり現実となった今、あえて烏瓜の写真を公開したのは、いまだに小室さんとの結婚を許そうとしない父・秋篠宮さまへの“勝利宣言”だったのではないでしょうか」

眞子さまといえば、’20年の歌会始では《望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな》と詠まれている。小室さんは4年前の婚約内定会見で眞子さまのことを「月のように静かに見守ってくださる存在」と話しており、2人をつなぐ「月」という特別なキーワードを織り込んだ歌は、小室さんへの“愛の歌”ではないかと話題を呼んだ。

さらに、秋篠宮さまが初めて「結婚を認める」と発言される2カ月前には、勤務先の博物館のHPに掲載されたコラムに《まるで時計の針が再び動き出したかのような感覚》と綴られていた。眞子さまはこのように、和歌やコラムに“意味深”なメッセージを忍ばせてきたのだ。

「1年に1回、誕生日会見のある秋篠宮さまと違い、眞子さまにはご自身の考えを公式に発信する機会がありませんでした。小室さんに厳しい発言を繰り返し、眞子さまのお気持ちが冷めるのを望まれていた秋篠宮さまに対し、和歌で“小室さんへの思いは決して変わらない”と示すことは、眞子さまにとってせめてもの抵抗だったのかもしれません」(前出・皇室担当記者)