その家の住人にとっては日常でも、外部の人が見れば「カルチャーショック」を引き起こす光景というのは決して珍しくない。現在ツイッター上では、あまりにホラー映画すぎる洗面所の様子が、大きな話題となっているのだ。

【話題のツイート多分、我が家では生涯見られない


■怖すぎるだろ…

注目を集めているのは、ツイッターユーザー・づかさんが24日に投稿した一件のツイート

標本

本文は「標本するためにアオザメの生首を洗面所置いたらマジでハウスシャークになった」と、何やら強烈なパワーワードが並んでいたのだが…添えられた写真を見ると、そこにはひと目で「サメ」と分かる鋭角フォルムの生物が、洗面所から首をニョキッと生やしている様子が確認できたのだ。

頭部のサイズ感を見る限りでは絶対にあり得ないのだが、シチュエーションがシチュエーションなだけに「胴体は排水管に詰まっているのか…?」と疑ってしまうようなホラー的光景である。


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■「完全にB級映画」と話題

この投稿は多くのツイッターユーザーに衝撃を与えており、投稿からわずか数日で10,000件近くものRTを記録している。

づかさんも本文で触れていたが、『ハウスシャーク』や『JAWS』といった多数の「サメ映画」が存在することから分かるように、サメはパニック系映画と非常に相性が良い存在。

「災害(台風)」と融合した『シャークネード』という作品があることからも分かるように、あらゆるジャンルとクロスオーバー可能な柔軟性も魅力である。今日も世界のどこかで新たな「サメ映画」の脚本が練られていることだろう。

標本

こうした実情もあってか、同ツイートには「完全にB級映画じゃん…」「映画のCGとは違うリアルさがあるな」「JAWSを観たあの日から、いつかこんな日が来るとは思っていた…」など、映画に絡めたリプライが多数寄せられている。

また人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』には「スタンド」と呼ばれる精神エネルギーの能力が登場するのだが、同作5部にはサメの形をし、体の大きさを変えられる「クラッシュ」というスタンドが存在するため、今回のツイートを見てこちらを思い出したジョジョ勢も多いようだ。

■気になるサメの「その後」は…

ツイート投稿主・づかさんは以前より魚が好きで「標本製作を始めてみたい」と考えており、今年の春から様々な標本を作り始めたそう。

ツイート本文にもある通り、アオザメの頭骨標本を製作する際に、血が沢山滴ってきたので洗面所で洗浄しようとしたところ、件の光景を見て「これはバズるな…!」と閃いてツイートを投稿したというから微笑ましい。なお、25日時点では「まだアオザメの標本は完成しておりません」とのことだ。

標本

怖いイメージの強いサメだが、こうして顔を間近で見ると、どこか愛嬌すら感じられる。づかさんからも、「無害になった状態でこうして見てみると純粋にかわいかったり…クマさんみたいなものですね」と、思わず納得してしまうコメントが見られたのだった。


■過去にはこんな作品も

標本

なお、づかさんは過去にもダツやホウボウといった魚類の(骨格)標本などを製作している。

標本

「まだまだ拙い作品しか作れないのですが、これから技術を上げていきたいと思っております!」というモチベあふれるコメントも見られたので、ひょっとしたら今後も、思わず「ギョッ」としてしまう写真を投稿してくれるかもしれない。

洗面所で誰かに見られてるような… その正体が「B級ホラー映画」と話題に