プリキュアシリーズの劇場版最新作『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』の公開記念舞台挨拶が26日、都内にて開催。『トロピカル〜ジュ!プリキュア(以下、トロプリ)』声優のファイルーズあい日高里菜と、本作でコラボする『ハートキャッチプリキュア!(以下、ハトプリ)』声優の水樹奈々水沢史絵桑島法子久川綾が登壇した。


本作は、雪の王国・シャンティアを舞台にプリンセス・シャロンの戴冠式中に騒動が巻き起こり、トロプリハトプリが力を合わせて敵と戦う物語。ハトプリキャストの4名が舞台挨拶で顔を揃えるのは、今回でおよそ11年ぶりとなる。


今作への出演に水樹は「うれしかったです。私たちに声がかかるなんて!」と笑顔。「ものすごく収録に気合いを入れていきました。(自身が演じる)ブロッサムに変身するのも数年に一度になってきていたので(笑)、次はプリキュアが誕生して20周年の時かなと思っていたんですけれども、思っていたより早くチャンスをいただけて本当にうれしかったです」と喜びをあらわにした。


桑島も「『ハートキャッチ』をよくぞ選んでいただいた」と歓喜。一方で「『トロピカル〜ジュ!』の世界観に最初は度肝を抜かされて。人魚がプリキュアになったら無敵じゃない!とか思いながら見ていた」とトロプリとのコラボに新鮮さを感じていたことを明かした。


また久川は「選んでいただいたのはとっても光栄なんですけども、なぜあの国にハトプリが出くわすのか。それらしいセリフもなかったよね」と笑う。すると水沢は「でもそれくらいふんわり溶け込めていましたよね」とフォローしていた。


さらに会場の観客を見渡し、水樹は「コロナ禍でなかなか有観客での舞台挨拶ができない日々が続いていたので、このタイミングで皆さんとお会いして4人揃っているのが奇跡だなと思いました」とコメント。ハトプリの4人について日高が「出る前の控室でもこのまんまで、みんなめちゃくちゃ仲良しで、ファイちゃんとも10年後こうなれたらいいねって話をしていたくらい」と憧れを口にすると、久川が「大丈夫、なる!絶対なる!」と太鼓判を押した。


作品に関しては、水樹が「公開前に一足先に見せていただいていたですけど、号泣していました最後のシーン。『切なすぎる!』みたいな」と告白。「演じている時はブロッサムの目線で見てるので、先輩プリキュアとしてキリッとみんなを送り出さなきゃって毅然としていたんですけど、作品を離れて見ると『こんなに深い愛がー』っていう。色んな要素が詰まった作品で、この2チームだからこそ紡げた世界なのかなと改めて思いました」と出来栄えに胸を張った。


【画像】他舞台あいさつカット(全38枚)


『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』は、大ヒット上映中。

配給:東映

©2021 映画トロピカル〜ジュ!プリキュア製作委員会


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