全国映画動員ランキング1位~10位(10/23-10/24)
10月23日(土)、24日(日)の全国映画動員ランキングが興行通信社から発表されました。
『プリキュア』シリーズ最新作など3作品が新たにランクインしました。
先週のTOP3は1位『燃えよ剣』、2位『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、3位『宇宙の法-エローヒム編-』でした。ランキングはどのように変動したのでしょうか?さっそく10位から発表していきます。
10位『護られなかった者たちへ』
公開4週目の『護られなかった者たちへ』は先週7位から10位にダウンするも、累計では観客動員54万人、興行収入7億円を突破しています。
中山七里の推理小説を佐藤健、阿部寛の共演で映画化した本作は、東日本大震災から9年後の宮城県を舞台に、凄惨な連続殺人事件の容疑者と彼を追い詰める刑事の姿を描きます。
共演は清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都ら。瀬々敬久監督がメガホンを執りました。
9位『ロン 僕のポンコツ・ボット』
最新式ロボット型デバイス“Bボット”と少年バーニーの冒険を描くオリジナル長編アニメーションが初登場9位にランクインです。
スマートフォンにかわるハイテク機能を備えた最新式のロボット型デバイスBボットが出現した近未来を舞台にしたファンタジーです。
共同監督を務めたのはサラ・スミスとジャン・フィリップ・ヴァイン。声の出演はザック・ガリフィナーキス、ジャック・ディラン・グレイザー、オリヴィア・コールマンほか。
日本語吹替版ではロンを関智一、バーニーを小薬英斗が演じています。
あらすじ:友達のいない少年バーニーの元に届けられた“Bボット”は、オンライン接続もできない不良品だった。本当なら無二の親友となり、一緒に友達を探すところだが、ロンは「友達はどこに落ちてるの?」ときいてくる始末。バーニーは友達の条件を説明するのだが……。
8位『劇場版 ルパンの娘』
深田恭子が主演する『劇場版 ルパンの娘』は先週8位からダウンです。
劇場版には瀬戸康史、橋本環奈、 渡部篤郎、小沢真珠らドラマのメンバーが再集結。監督はドラマ版に引き続き武内英樹監督が務め、海外を舞台に、代々続く泥棒一家の“Lの一族”の最後の大仕事が描かれます。
SFアクション大作『DUNE/デューン 砂の惑星』は先週5位から7位に。
本作は、フランク・ハーバートによる小説を基に『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化した作品です。
地球外の惑星に移住した人類が宇宙帝国を築いた世界で、砂の惑星“デューン”をめぐる攻防が描かれます。ティモシー・シャラメが主演を務めるほか、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザックらが出演です。
6位『マスカレード・ナイト』
公開6週目に入った『マスカレード・ナイト』は先週4位からダウンするも、累計では観客動員244万人、興行収入33億円を突破しました。
木村拓哉と長澤まさみが共演する第2弾は、ホテル・コルテシア東京で開催される年末のカウントダウンパーティを舞台に、新田刑事とコンシェルジュに抜擢されたホテルマン山岸の異色バディが、未解決殺人事件の犯人を逮捕しようと奮闘する姿が描かれます。
5位『CUBE 一度入ったら、最後』
1997年に公開され人気を博した密室スリラー映画を、菅田将暉、杏、岡田将生らでリメイクした『CUBE 一度入ったら、最後』は初登場5位に入りました。
監督は本作にも出演している斎藤工によるプロデュース作品『MANRIKI』を手がけた清水康彦監督です。
あらすじ:謎の立方体の中で目を覚ました、六人の男女。何の接点もない彼らは、理由もわからないまま謎の立方体からの脱出を試みる。だが、そんな彼らに様々な殺人トラップが襲い掛かる。心身ともに限界をむかえ、極度の緊張と不安にさらされ続けた彼らは次第に本性を現していき……。
4位『宇宙の法−エローヒム編−』
大川隆法が製作総指揮を務めるSFアニメシリーズの第3弾『宇宙の法-エローヒム編-』は先週3位からダウンです。
声の出演は大原さやか、新井里美、掛川裕彦らに加え、千眼美子が参加。監督は前作に引き続き今掛勇が務めました。
3位『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
公開4週目の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、先週2位からワンランクダウンするも、土日2日間で観客動員7万5000人、興行収入1億1700万円を記録。累計では観客動員143万人、興行収入20億円を突破しました。
6代目ジェームズ・ボンドとして全5作の主演を務めたダニエル・クレイグ最後の主演作。『ボヘミアン・ラプソディ』のフレディ・マーキュリー役でお馴染みのラミ・マレックが悪役で登場します。
監督は『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のキャリー・ジョージ・フクナガ。
2位『燃えよ剣』
先週首位スタートを切った『燃えよ剣』は公開2週目の土日2日間で、観客動員8万6000人、興行収入1億2100万円を記録し、累計では観客動員45万人、興行収入6億円を突破しました。
本作は、司馬遼太郎による同名小説を『関ヶ原』の原田眞人監督と岡田准一が再タッグを組み映画化した作品で、新選組副長・土方歳三を主人公に、近藤勇、沖田総司といった新選組の志士たちの人生と、彼らが生きた激動の時代を描きます。
1位『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』
今週トップに輝いたのは、人気アニメ『プリキュア』シリーズの劇場版30作目になる『映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』。
土日2日間で観客動員14万1000人、興行収入1億7000万円をあげました。
本作は、毎週日曜日に放送中の“海”と“コスメ”をモチーフにしたシリーズ18作目『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の劇場版です。
新女王シャロンのお祝いに出席するため、雪の王国シャンティアを訪れた夏海まなつらが、謎の怪物に挑んでいく姿が描かれます。映画オリジナルキャラクター、シャロンの声を松本まりかが担当しています。
あらすじ:不思議な列車に乗って、雪の国に辿り着いたプリキュアたちは、ハートキャッチプリキュア!と出会い、新しい雪の女王の誕生を一緒にお祝いする。だが、突然現れた謎の怪物によって、プロキュアたちは雪の王国に閉じ込められてしまい……。
全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)
1位『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』
2位『燃えよ剣』
3位『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
4位『宇宙の法−エローヒム編−』
5位『CUBE 一度入ったら、最後』
6位『マスカレード・ナイト』
7位『DUNE/デューン 砂の惑星』
8位『劇場版 ルパンの娘』
9位『ロン 僕のポンコツ・ボット』
10位『護られなかった者たちへ』
今週末は『アイの歌声を聴かせて』『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』『そして、バトンは渡された』『ハロウィン KILLS』『モーリタニアン 黒塗りの記録』『老後の資金がありません!』などが封切られます。
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