水産庁

日本の水産資源の適切な保存や、水産物の安定供給の確保に務める水産庁。 現在ネット上では、水産庁のHPで夜中に見ると後悔する飯テロが行われていると話題だ。


■1か月毎日海鮮丼チャレンジとは

飯テロ情報を聞きつけた記者が、さっそく水産庁のHPを見てみると「1か月毎日海鮮丼チャレンジ」というイカした企画を発見。

そこには、「『海鮮丼』それは『海の宝石箱』。誰しもが心躍る食べ物である。昨今のコロナ禍により飲食店での魚の消費が減り、一部では魚の価値が落ちている。各家庭でもっと魚を食べてほしい…。水産庁食品である私は率先して魚を食べるという姿勢を見せたい!」と、あまりに熱すぎる企画趣旨は記されていたのだ。


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■初日のメニューから凄かった

海鮮丼

10月1日から始まった同企画、記念すべき初日の海鮮丼は「アカムツ丼」だ。アカムツは富山・石川・島根などの日本海側では高級魚として扱われており、のどぐろとも呼ばれる。さすが水産庁、海鮮ネタのチョイスが完璧で食欲がそそられる…。

2日目以降も「ブリ漬け丼」や「ボタン海老丼」など、夜中に見ると後悔するようなメニューばかりを紹介。というかまず、メニューの更新が毎日21時という当たり、これはもう完全に「計画的な飯テロ」だろう…。

26日午前時点では、じつに25もの魅力的な海鮮丼を公開している。

■海鮮丼のネタはどのように…

おいしそうな海鮮丼の数々にネットでは、「何だこれは…」「これはやばすぎる」「破壊力があるなぁ」など、飯テロを受けてしまった人々からのコメントが続出。

大きな反響を呼んでいる同企画だが、どのようにしてメニューを決めているのだろうか。気になった記者が担当者の北岡雅紀さんに話を聞いてみると、「当庁職員有志13名ほどがそれぞれアイデアを駆使して、日替わりで海鮮丼を食べています。海鮮丼のネタは各自職員がスーパーや魚屋で購入したり、釣りに行って入手しています」と説明する。まさか釣りまでしてネタを確保しているとは…いくらなんでもガチすぎるだろう。


■一番おいしかった海鮮丼

ごまあじ丼

気になる人も多いであろう「(現時点で)一番おいしかった海鮮丼」は、19日目に紹介した「ごまあじ丼」だという。その理由について北岡さんは、「ご飯にのせて丼にするだけでなくシメに出汁を注ぐので、一品で二度も楽しむことができました。また、今回のコンセプトである『早い・簡単・旨い』海鮮丼というのがぴったりだと思います」と語ってくれた。

海鮮丼チャレンジ

たしかにこれはおいしそう。寒い時期に食べると芯まで温まるのでは…。

大きな注目を集めている同企画も残り5日(10月26日時点)。今後の展開については、皆が魚を食べたいと思える企画を考えていくそうだ。水産庁の次の一手が楽しみである。

水産庁が1ヶ月間にも及ぶ「飯テロ企画」を実施 破壊力がものすごいと話題に…