【いま注目のトレンドワード・60】 10月10日より放送開始したテレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編。その翌週となる10月17日にはLiSAさんが歌う新OP&EDが解禁されたのだが、Twitterのトレンドにはなぜか「Kalafina」が浮上する事態に。

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●Twitterで“Kalafina”を連想する人続出



 そもそもKalafinaとは、作曲家・梶浦由記さんがプロデュースした3人組女性ボーカルユニット。元々は劇場版「空の境界」主題歌プロジェクトとして結成され、2008年1月に1stシングル「oblivious」を引っさげて鮮烈デビューを飾った。

 そんな彼女たちの代表曲といえば、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のEDテーマ「Magia」や歴史情報番組「歴史秘話ヒストリア」のOPテーマである「storia」などが有名だろう。

 残念ながら19年3月に解散したKalafinaだが、なぜ「鬼滅の刃」の関連ワードとしてトレンドを飾ったのか。結論から言うと、同作のOP「明け星」が“Kalafinaっぽい”と話題になったため。

 全体的にアップテンポな曲調であった第1期OP「紅蓮華」とは打って変わり、「明け星」はバラードのようなサビとメロディアスな曲調が特徴的。力強くもどこか儚さすら感じる今回のOPに対し、ネット上では「一瞬Kalafinaが歌ってるのかと思った」「Kalafinaみが強くて泣ける」などと“Kalafina”を連想する人が続出した。

 ちなみに「明け星」の作詞・作曲・編曲を務めたのは、Kalafinaの生みの親・梶浦由記さん。同曲について梶浦さんは「梶浦サウンドって言われるかもしれないけれど、実はこの感じ、今までやってそうでやって来なかった所なんです」と自身のTwitterで語っている。

 初解禁から早々に大きな注目を集めた「鬼滅の刃新OP。それだけ彼女の作る楽曲が多くの人から愛されている証拠なのだろう。(フリーライター・井原亘)

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■Profile

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている
2019年3月に解散したKalafinaだが…?