中国人からすると、日本人は「古いしきたりや慣習などを固く守る」一方で、「変化に順応することに長けている」と映り、矛盾を感じるようだ。中国メディアの百家号はこのほど、日本人の国民性について分析する記事を掲載した。

 記事は、「日本人の変化に対する順応性」を示す最も顕著な例として「敗戦直後」を挙げ、米国による占領下での日本人の反応について紹介した。当初、米軍は日本人からの強い抵抗を予想していたが、実際に日本へ行って見ると丁重に扱われ、子どもたちからは「ハロー」と声を掛けられ手を振ってくるほどだったので非常に驚いたようだと伝えている。

 戦時中は米国のことを「鬼畜米帝」と呼んでいたのに、敗戦後は180度態度を変化させたことを、多くの米国人は不思議に感じたことは想像に難くないと指摘した。

 また、こうした日本人の「順応性」は明治維新の時にも見られたと主張。幕末期には「攘夷」を唱えて外国を排斥していたのに、明治維新を迎えて外国と隔絶すべきではないと悟ると、「西洋に学ぶ」ことが一気にブームとなったと指摘している。

 そして、重大な変化に直面すると日本人は、大きな打撃を受けることを厭わず、これまでの立場や経験などをあっさり捨てて、全力で新局面に適応する能力を持っていると記事は分析した。そして、驚くべき厳粛さと自尊心を持って敗戦後の恥辱と苦痛の時代を乗り越え、冷静に現実を受け止めて稀に見る忍耐を示したのだと説明した。

 それで、日本人はそれまでの考えや行いが間違っていたと認めると、全力で修正するので、米軍の占領に対しても非常に協力的で抵抗運動などは発生しなかったと論じた。こうした日本人の順応性は、多くの中国人にとっても理解に苦しむことのようだが、これも日本の長所と言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本人はなんて不思議な国民なんだ! 中国人が理解に苦しむこと