これまでリリースしたアルバム6作中5枚が全英1位を記録したカサビアンが、2017年以来4年振りとなる新曲「ALYGATYR」をリリースした。

 2004年の衝撃デビュー以来、UKロックのDNAを引き継ぎながらも、ダンスやサイケデリックヒップホップなど、多様な要素を取り入れたサウンドを追求してきたカサビアン。英国の【グラミー賞】とも称される【ブリット・アワード】での<ベスト・グループ>賞を始めとする数々の音楽賞受賞歴を誇り、UK大型音楽フェスティバルである【グラストンベリー】と【レディング&リーズ】にいずれもヘッドライナーを務め、世界トップ・クラスのライブ・アクトとしても高く評価されてきた。最新アルバム『フォー・クライング・アウト・ラウド』ではキャリア5度目の全英アルバム・チャート1位を獲得し、英国の国民的ロック・バンドとしての人気を誇り続ける。

 昨年、ヴォーカルのトム・ミーガンが脱退を発表し、新体制での再始動が期待されていた中での、待望の新曲「ALYGATYR」は、アドレナリンみなぎる、カサビアンらしいダンス・ロック・トラックに仕上がっている。同曲では、これまでギター、バック・ヴォーカル、そしてソングライティングの要としての役割を果たしてきたサージ・ピッツォーノが、作詞作曲、そしてヴォーカルを担当。またプロデュースは、アデルやサム・スミスも手掛けてきた英出身プロデューサー=フレイザー・T・スミスとサージが名を連ねている。バンドの新たな一章の幕開けにふさわしい、カサビアン節が炸裂した楽曲だ。

 カサビアンは、今年10月13日より、全17公演のUKツアーを開始しており、全公演が完売。サージがフロントマンとなった新体制でのライブは、各メディアから「復活劇か?それともリブートか?これが何であろうと、カサビアンは最高に盛り上がっていて、これまで以上にアツいバンドになっている」(英テレグラフ紙)などと絶賛されており、SNS上では彼らの復活を待ち望んでいたファンからの興奮の声が連日止まない。現地時間10月27日夜には、地元レスター公演を開催予定だ。

 来年6月にはリアム・ギャラガーのネブワース公演2デイズでサポート・アクトを務めることも決定しており、更には【アイル・オブ・ホワイト・フェスティバル】や【ネイバーフッドウィークエンド】などの大型フェスでのヘッドライナー出演も発表されているなど、本格的に再始動をしている。

◎リリース情報
配信シングル「ALYGATYR
2021/10/27 RELEASE
https://kasabian.lnk.to/ALYGATYR_kasabian

カサビアン、アドレナリンみなぎる4年振りの新曲「ALYGATYR」配信