双日株式会社(以下「双日」)は、このたび、ヘリコプター(以下「ヘリ」)による遊覧飛行事業やチャーター事業を展開するベンチャー企業である株式会社AirX(エアーエックス)(以下「AirX」)に出資しました。(※)

【AirXと双日のメンバー】 
日本はヘリポート数が世界トップクラスにも関わらず、規制などにより多くが有効活用されていないのが現状です。一方で、空の移動革命を見据え今後規制緩和が進められていくとともに、移動の利便性の認知やコロナ禍において集団移動を避けた移動手段としてのヘリ需要が増大する見通しです。
【AirXのヘリコプター】
AirXは、ヘリの遊休機を活用し、ヘリの運航会社と利用者のマッチングができる以下2つのプラットフォームを提供することで、予約に要する時間が長い・高価格といった従来のヘリサービスの課題解決や、これまでなじみが薄かったヘリ移動の普及に貢献しています。その結果、自動車の約4分の1の移動所要時間・従来のヘリサービスの約10分の1の利用料金を実現しています。

1. ヘリによる遊覧飛行予約プラットフォーム
「AIROS(エアロス)Skyview(スカイビュー)」を開発・提供。東京、京都、大阪、横浜を中心に日本全国で年間
1,000件以上の遊覧飛行を実施。

2. ヘリのチャーター(貸切)予約プラットフォーム
「AIROS(エアロス)」を開発・提供。日本全国のヘリチャーターサービスをオンデマンドで利用可能。主に東京や京都を起点に、年間200件以上のチャーターを実施。累計利用者数は15,000人以上。

 双日は、2003年より日本で先駆的にビジネスジェット事業を開始、2005年に運航管理事業に参画、2017年に米国籍機体の運航管理をおこなうPhenix(フェニックス)Jet(ジェット)International(インターナショナル)社を設立し、Phenix Jetグループとして国際線チャーター運航事業を開始、2018年にはANAホールディングスとともにANAビジネスジェット株式会社を設立し国内外におけるチャーターの手配サービス事業を展開するなど、事業を拡大してきました。さらに、今回AirXに出資することにより、これまで双日がカバーできていなかったヘリによる移動サービスを、双日経由で提供できるサービスラインナップに加えることができました。

双日はAirXとの協業を通じて、ビジネスジェットの利用者に向けたヘリの利用促進や、ヘリの利用者へのビジネスジェット利用促進などの相乗効果を見込むとともに、これまで双日が培ってきたビジネスジェットの運航知識や業界ノウハウ、顧客との関係性を活用しながら、ビジネスジェットとヘリの共通プラットフォームを共同開発するなど、モビリティ利用者に向けた新たなサービス展開を拡充し続けていきます。

(※)2019 年1月にペガサス・テック・ベンチャーズ(所在地:米国、代表パートナー兼 CEO アニス・ウッザマン)と共同で設立したコーポレート・ベンチャーキャピタルを通じた出資です。

(ご参考)
【AirXの概要】

配信元企業:双日株式会社

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