ウエスカは27日、新監督にシスコ・ムニョス氏を招へいした。クラブ公式サイトで発表している。

 現在41歳のシスコ氏は現役時代、バレンシアやベティス、レバンテなどに在籍。2011年夏から2014年12月まで在籍したディナモ・トビリシ(ジョージア)で活躍し、2016年夏にヒムナスティックで現役を引退した。その後、ヒムナスティックでアシスタントマネージャーとして指導者キャリアをスタートさせ、2020年夏にディナモ・トビリシで監督デビューを果たした。

 2020年12月にワトフォードの監督に就任すると、途中就任ながらチャンピオンシップイングランド2部)で18勝3分6敗の好成績を収め、クラブを1年でのプレミアリーグ復帰に導いた。今季のプレミアリーグでは第7節終了時点で2勝1分4敗の成績を収めていたが、今月3日に解任されていた。

 昨季はFW岡崎慎司らを擁しながらもラ・リーガ1部で18位に終わり、2年ぶりに2部で戦うウエスカ。今季は開幕から12試合を消化して3勝6分3敗の現在12位となっており、自動昇格圏内の2位エイバルとの勝ち点差は「9」開いている。成績不振を受け、25日にイグナシオ・アンブリス前監督の解任を決断していた。

シスコ氏がウエスカの監督に就任 [写真]=Getty Images